普通のサラリーマンが「業務委託」の世界で“無双”できてしまう理由 稼げる副業案件が大量に眠っている「お宝サイト」の実名も公開
物価高と増税が家計を直撃し、終身雇用も崩壊しつつある現代。「会社の給料だけに頼って生きていけるのか」という不安は、多くの会社員にとって切実な問題だろう。しかし、ごく普通の会社員から高給フリーランスへと転身したずみさん氏(@itaku_labo_ceo)は、「副業で月収10万円を稼ぐのに、特別なスキルも才能も必要ない。本業の業務経験こそが最強の武器になる」と断言する。
本稿では、多くの人が陥りがちな「キラキラ副業」の罠と、リスクを最小限に抑えて月10万円を確実に稼ぎ出す「業務委託」の極意を同氏が徹底解説。副業で賢く稼ぐためのコツから、具体的な案件獲得術まで、凡人サラリーマンが経済的自由を手にするための「生存戦略」の全貌を語っていただいた。全6回の第5回。
※この記事は、みんかぶプレミアム連載「副業・スモビジで億り人に――令和の“稼ぎ方”新常識」の一部です。
目次
なぜ9割の人が「稼げない副業」を選んでしまうのか
さて、ここまでいくつか具体的な副業の例をご紹介してきましたが、採用アシスタント・ライティングなどといった仕事も狙い目です。人事経験がなくても、企業の採用媒体(Wantedlyなど)の記事作成や、求人票の作成代行などの仕事があります。
また、特定の業界知識があるなら、その業界に特化したWeb記事の執筆や監修といった仕事も単価が高くなりやすいです。
これらの職種に共通しているのは、「企業が喉から手が出るほど欲しい実務機能」だということです。
逆に言えば、未経験のジャンルに飛び込むメリットはほとんどありません。
クライアント企業がなぜ、正社員ではなく業務委託の人にお金を払うのかを考えてみてください。新入社員を雇うコスト(採用費、教育費、社会保険料など)をかけずに、「即戦力のノウハウ」が欲しいからです。
経験があるからこそ単価も高くなり、短時間で成果を出せる。これが業務委託で稼ぐための鉄則です。