5年で1億円貯めた投資家の「ChatGPT活用術」を大公開!2025年一番の大失敗とその反省とは

現在総資産3億円越えの個人投資家、kenmo氏。kenmo氏は2025年に「一番やってよかったこと」として、ChatGPTの活用を挙げる。どうすれば投資にAIを活用できるのか?また、kenmo氏が2025年に経験した一番の失敗と、そこからの反省についてうかがった。連載全2回の最終回。
目次
徹底的な振り返りのため、年初に大反省会を実施
2025年の相場を通して、「これはやっておいてよかった」と強く思うのは、年初の大反省会です。2024年、日経平均株価は最高値を更新しましたが、僕はあまり利益を上げることができませんでした。相場全体は上がっているのに、ついていけなかった。結局年初来10%くらいでの着地となり、かなり悔しい思いをしました。
2024年が駄目だった一番大きな要因は、「全体のお金の流れに併せて、大きいロットを入れて長く持つことができなかった」点にあったと結論付けました。どのセクター、どの企業にお金が流れてくるのかは、自分が好きなセクターかどうかとは関係がありません。お金がそこに流れているのであれば、やっぱりそこにお金を入れなければいけないのです。
そこで、2025年の年初の「2倍株研究会」の際に、「この銘柄はなぜ大きく上がったのか。EPSが寄与したのか、あるいはPERなのか」「どういう材料が出たときに、どこでエントリーしなくちゃいけなかったのか」を、年末年始の時間を使って徹底的に調査し、187ページに及ぶ反省資料を作ったのです。
投資戦略にChatGPTをフル活用
とはいえ、まったく理解していない企業にお金を入れるのは、さすがにリスクが高い。そこで活用したのが、ChatGPTです。ChatGPTを使えば、最低限その企業が何をやっていて、何が業績のカタリストになるかを理解して、戦略を持ったうえで投資することができます。
正確な情報を教えてくれなかったり、事実とは異なる情報を生成するハルシネーションを起こしてしまったりすることもありますが、 月200ドルの「Pro」プランまで活用し、うまくプロンプトを組めば、誤りもだいぶ減らすことができます。
月200ドルだと、日本円にして3万円を超えます。安いプランでもそれなりに優秀なこともあって、普通の会社員であれば「投資のために月3万円をAIに課金する」決断をすることは難しいと思います。
でも逆に考えれば、すでに投資にChatGPTを活用している投資家も少なくない中で、その3万円でほかの投資家との差別化につながるわけですし、結果としてしっかり元が取れているので、かなり満足しています。
もちろん、質問の仕方(プロンプト)も重要です。「この企業はどんな企業ですか」だけにとどまらず、まずは自分でぼんやりとでも仮説を立て、「こういう方向性の投資戦略を考えているのですが」とChatGPTに投げかける。そしてリスク要因や株価上昇シナリオを考えてもらい、投資戦略の精度を上げていく。そのやり方が2025年はうまく機能しました。