「自分の得意なことで勝負」は危険!noteで2億円稼いだプロが語る、“稼げる3つのジャンル”とは

24時間で3771万円、累計2億円をnoteで稼いだnote専門講師の「らっこ」氏。そんならっこ氏が「情報発信における最初にして最大の勝負どころ」と話すのが“ジャンル選定”だ。らっこ氏が語る、稼げるジャンルの見抜き方とは。全3回中の第1回。
※本稿はらっこ著『2億円を売り上げたプロが教える note×AI 最強の副業』から抜粋、再構成したものです。
第2回:noteで2億円稼いだプロが解説!「noteで稼ぐためのX投稿術」を大公開
第3回:noteで2億円稼いだプロ「noteは本文から書き始めるな!」売れる記事の作り方を伝授
目次
Xこそが「noteで稼ぐ」近道
noteで稼ぎたいなら、最初にやるべきことが、Xでの発信です。
「すぐにnoteの記事を作るんじゃないの?」「Xで発信なんてめんどくさい……」と思ったかもしれません。しかし、Xで情報を発信してからnoteの記事を販売するほうが、
・自分に興味をもってくれる読者を事前に集められる
・どんな内容に関心があるのか反応を確認できる
・記事の完成前からファンとの信頼関係を築ける
といったメリットがあり、実は遠回りのようで近道なのです。
いきなり記事を書き始めるよりも、最初に少し手間をかけてXでの発信を行うだけで、記事を販売する段階でスムーズに読者が集まり、反応を確認しながら改善もできるため、時間と労力の効率も格段に上がるのです。
そこで重要なのが、「何について発信するか」というジャンル選びです。Xで情報発信を始める人の9割が、この「ジャンル選定」の段階で失敗し、次のような状況に陥りがちです。
・「いいね」もリポストもいっこうに増えない
・フォロワーが全く増えない
・次第にモチベーションが下がり、「自分には向いてないかも……」と諦めモードに突入
どれだけ真面目に投稿を続けても、いくら有益な情報を発信していても、最初のジャンル選びを間違えると、誰からも反応が得られないという悲しい事態に陥ってしまいます。たとえるなら、魚が1匹もいない釣り堀で釣りをするようなもの。どんな釣り名人でも、これでは釣れるわけがありません。
どこで勝負するかというジャンル選定、つまり釣り堀選定は、情報発信における最初にして最大の勝負どころなのです。
「自分が得意なこと」は失敗しやすい
初心者が陥りやすい失敗の第1位は、「自分の好きなこと・得意なこと」だけを基準にジャンルを決めてしまうことです。
もちろん、自分が興味をもてるテーマのほうが発信しやすく、継続もしやすいでしょう。しかし、こうした自己完結型の発信では、フォロワーは思うように増えません。
実際によくある失敗パターンがこちらです。
・ 「今日はこんな本を読みました」と要約や感想を投稿しているが、反応はゼロ
・ 勉強時間や筋トレの記録を淡々と報告するも、リアクションが一切ない
・ 「人生観」や「日々の気づき」をポエムのように書いているが、誰にも届いていない
これらに共通するのは、「読んだ人にとっての価値提供」が曖昧だということです。「発信は読み手のためにある」という大原則が抜け落ちていては、その他無数の情報の中に埋もれてスルーされてしまうのです。
Xで発信を伸ばし、noteで収益をあげるために重要なのは、「どれだけ多くの人が、どれだけ深くその悩みに苦しんでいるか」というニーズの量と深さを見極めることです。
これらを見極めるには、以下の基準を満たしていることが重要になります。
・その悩みは、お金を払ってでも解決したいほど切実なものか?
・多くの人が日常的に直面している共通のテーマか?
・読者が「自分ごと」として捉えるほど身近な内容か?
「悩んでいる人の数」と「悩みの深刻さ」が掛け合わさっているジャンルほど、投稿への反応が高まります。
どれだけ内容が優れていても、そもそもお金を払うほどの悩みが存在しないテーマでは、いくら共感されたところで、収益には結びつきません。
すべてのビジネスに通用する「稼げる3つの要素」とは
では、どうすれば「稼げるジャンル」を見極められるのか。これはnoteに限らず、あらゆるビジネスに通じる基本原則ですが、答えは次の3つの要素の掛け算で決まります。
1. 市場の大きさ
2. 悩みの深さ
3. 悩みの緊急度
これら3つの視点をもつだけで、ジャンル選定の精度は大幅に向上します。
1. 市場の大きさ
「市場の大きさ」とは、そのジャンルに関心をもっている人がどれだけいるか、ということです。Xやnoteで、あなたが検討しているジャンルの関連キーワードを検索し、そこで発信している人たちのフォロワー数を調べてみましょう。そのフォロワー数が多ければ、その市場も大きいと推測できます。
ただし、これはあくまでも参考にすぎません。後述する「悩みの深さ」と「悩みの緊急度」が高ければ、市場が小さくても大きな収益を狙うことは可能です。
たとえば、雑学を投稿している80万フォロワーのアカウントがあったとします。市場は非常に大きいですが、「悩みの深さ」や「悩みの緊急度」は低いため、noteの記事の販売には繫がりにくい。これが市場規模だけを見てはいけない理由です。
2. 悩みの深さ
人は、悩みが深ければ深いほど、お金を払ってでも解決したいと考えます。
たとえば、「スマホのホーム画面を整理したい」という悩みに対してお金を払う人は多くないでしょう。これは、悩みに深刻さがないためです。
ビジネスで狙うべきは、マイナスの状態をゼロに戻すような、切実で深い悩みです。特に、人間の根源的な感情に根差した悩みを狙うと、非常に強力です。
ここで、人がお金を払ってでも解決したいと強く願う悩みを特定するための、効果的なフレームワークを紹介します。メンタリストDaiGo氏が『人を操る禁断の文章術』(かんき出版)で提唱した「HARMの法則」です。
HARMの法則では、人の深い悩みは、以下の4つのカテゴリーに集約されるとしています。
H (Health) – 健康・美容
「痩せたい」「美しくなりたい」「コンプレックスを解消したい」といった、健康や容姿に関する悩みです。肉体的な健康だけでなく、メンタルの不調なども含まれます。
A (Ambition) – 野心・夢・キャリア
「昇進したい」「副業で成功したい」「英語を習得したい」といった、将来の夢やキャリア、自己実現に関する悩みです。成長したい、何かを成し遂げたいという欲求や向上心がこれにあたります。
R (Relation) – 人間関係
「恋人が欲しい」「結婚したい」「上司との関係を改善したい」といった人間関係の悩みです。恋愛、家族、職場など、あらゆる人間関係が該当します。愛されたい、孤独を解消したいという欲求も、ここに含まれます。
M (Money) – お金
「もっと稼ぎたい」「借金を返済したい」「老後の資金が心配」といった、お金にまつわる悩みです。これは最もわかりやすく、多くの人が抱える切実な悩みだと言えるでしょう。
あなたの発信ジャンルが、このHARMのいずれか、あるいは複数にまたがるものであれば、それは多くの人が深く悩んでいるテーマである可能性が高いです。
特に、「もっとモテたい(Relation)」「もっと充実した人生を送りたい(Relation/Ambition)」「もっと稼ぎたい(Money)」「もっと認められたい(Ambition)」といった根源的な欲求に関連するジャンルは、悩みが深いと言えます。
3. 悩みの緊急度
悩みが深くても、「今すぐ解決する必要はない」と思われているテーマは売れません。意識してほしいのは、「サプリメントより薬が売れる」ということです。
たとえば、「将来の薄毛を予防するための商品」を買う人は少ないですが、「すでに薄毛が進行していて、今すぐ対策したい人」は、高額な費用を払ってでも解決策を求めます。実際に僕自身も、AGA治療や植毛に100万円以上使いました。それは、僕にとって薄毛が緊急度の高い悩みだったからです。
ほかにも「復縁」などは、元恋人に新しい相手ができる前に手を打たなければならないため、緊急度の高いジャンルだと言えます。
「市場の大きさ」×「悩みの深さ」×「悩みの緊急度」この3つの掛け算で、そのジャンルが収益化できるかどうかが、ほぼ決まります。
