ゲーム、建設・・・大河ドラマ解説YouTuberが教える「豊臣銘柄」公開

本稿で紹介している個別銘柄:コーエーテクモホールディングス(3635)、サイバーエージェント(4751)、MIXI(2121)、松井建設(1810)、大林組(1802)、DMG森精機(6141)
株価は過去最高水準、企業業績も好調。ゴールドや不動産価格も値上がりを続け、日本全体が“景気のいいムード”に包まれている。
そんななかで2026年に放送される大河ドラマ『豊臣兄弟!』は、農民から天下人へと駆け上がった豊臣秀吉と、その参謀として陰から政権を支えた弟・秀長が主人公だ。
豊臣家といえば、『黄金の茶室』『黄金の千成瓢箪』のような逸話も多い、まさに株高・ゴールド高・インフレ時代にふさわしい大河ドラマだ。
大河ドラマ解説YouTube『戦国BANASHI』のミスター武士道氏は次のように語る。「大河ドラマは観光・ゲーム・食品など幅広い波及効果があることが知られています。昨年の『べらぼう』、一昨年の『光る君へ』に比べて戦国時代をテーマにした『豊臣兄弟』はゆかりの地が全国にありますし、ゲームなどとの親和性も高いと言えそうです」
となれば、投資目線でも黙ってはいられない。今回は『豊臣兄弟!』にまつわる注目企業をピックアップ。投資家が注目すべき、大河ドラマ関連銘柄を一挙に紹介する。連載全3回の最終回。
目次
歴史好きを取り込むゲーム産業
・コーエーテクモホールディングス(3635)、サイバーエージェント(4751)、MIXI(2121)
歴史ゲームといえばコーエーテクモの一強状態が続いています。信長の野望シリーズは根強いファンがいて、スマホアプリの展開も人気です。歩いて領地を広げる位置情報ゲーム『信長の野望 出陣』や、2025年末にリリースされた最新作『信長の野望 真戦』など、スマホでも戦国の世界を楽しめるタイトルが充実しています。
また、2026年2月には戦国時代を舞台にした高難度アクションRPG『仁王3』も発売予定。大河ドラマで戦国熱が高まれば、関連タイトルの売上にも追い風になるでしょう。
もう一つ注目したいのがサイバーエージェントです。2024年に刀剣乱舞を手がけるニトロプラスを買収しました。刀剣乱舞は名刀を擬人化したゲームで、女性ファンを中心に大人気。僕も先日、上杉謙信ゆかりの刀を見に新潟の博物館に行ったら、予約制で入れないほど混んでいました。
歴史ファンの裾野を広げたという意味では、刀剣乱舞の功績は大きい。『ウマ娘』のメディアミックス展開や2.5次元舞台など、IP育成を得意とするサイバーエージェントがこのIPを手に入れたことで、さらなる展開が期待できます。
MIXIのモンストでも、戦国武将がキャラクターとして登場するコラボイベントがたびたび開催されています。大河ドラマをきっかけに戦国に興味を持った層が、こうしたゲームに流入することで、サービスの成長につながる可能性はありそうです。