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AI時代の果実を取りにいきたい!資産8億円投資家が教えるシンプルすぎる攻略法

(c) AdobeStock

 エヌビディアの株価は2年で10倍を超えた。日経平均株価は史上最高値を更新し、金価格もかつてない水準に達している。「投資ブームに乗れた人」と「乗れなかった人」の資産格差は、ここ数年で急速に広がっていることだろう。

 「あの時買っておけばよかった」。そう悔やんでいる人も多いはずだ。だが、本当にチャンスは終わったのか。

「米国企業の収益力はまだまだ強い。割高感はあるが、さらなる上昇局面に入る可能性もある。上昇局面に乗るのはいまからでも遅くない」

 8億円超の金融資産を運用し、投資系YouTubeチャンネル「たぱぞう投資大学」を運営する「たぱぞう」氏はこう語る。

 AIが牽引する株高の波はまだまだ終わっていないのか。8億円投資家が実践する、今からでも乗れる具体的な方法とは―。連載全3回の第2回。

目次

玉石混交の「AI関連株」で正解を探す方法

 前回、AI関連セクターは業界全体の成長は見えていても、個別銘柄の勝ち負けを見抜くのが極めて難しいという話がありました。

 個別銘柄選びの難しさは、技術の進化スピードにあります。今日の勝ち組が明日の負け組になることが、AI業界では珍しくありません。エヌビディアが圧倒的な強さを見せる一方で、同じ半導体の中でも明暗がはっきり分かれる。AIソフトウェアの領域では、スタートアップが大手を脅かすことも日常茶飯事です。どれだけ調べても、完全な正解を事前に導き出すことはプロでも難しい。

 投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット氏でさえ、長年「ハイテク株はわからない」と言い続けていました。世界最高の投資家がそう言うのですから、私たち個人投資家が半導体やAIソフトウェアの銘柄を正確に選び抜けるかというと、正直なところかなり難しい。

 そこで有効なのがETF(上場投資信託)という選択肢です。ETFとは、複数の銘柄をまとめてパッケージにした金融商品で、一つ買うだけで複数の企業に分散投資できます。特定の銘柄を当てなくても、セクター全体の成長を丸ごと取れるのが最大の強みです。

 「AIが伸びる」という大きな方向性が正しければ、個別銘柄の勝ち負けに関わらず恩恵を受けられます。

成長産業✕レバレッジで利益は十分

 ETFの中には、通常の値動きの2倍・3倍の動きをする「レバレッジETF」と呼ばれる商品があります。たとえば対象となる指数が1%上がれば、レバレッジ2倍のETFは2%上がる仕組みです。下落時の痛みも倍になるリスクはありますが、「もっと大きなリターンを狙いたい」という方には、選択肢として検討する価値はあります。

 ポイントは、使うタイミングです。平時からフルポジションで持ち続けるものではなく、マーケットが調整局面に入り、例えばPER(株価収益率)が歴史的な平均を大きく下回った割安な局面で仕込む。それが、レバレッジETFの1つの使い方だと私は考えています。成長の方向性が見えているAI関連や大型テックを対象にしたETFであれば、過剰なギャンブルにはなりません。大きな波が来た時に素早く動ける準備をしておくだけで、長期のリターンは大きく変わってきます。

 では、私自身はどう動くつもりなのか。この1〜2年で一度大きな調整が来る可能性を想定して、現在ある程度の手元資金を置いています。その調整が来た時に、SPXLのようなS&P500の3倍レバレッジETFや、テクノロジーセクターに特化したレバレッジETFで強めに仕込む。

 適宜、その後は売却をしてもよいでしょう。

 レバレッジETFはリスクの高い商品ですが、タイミングと対象を絞れば強力な武器になります。「調整を待って、来たら動く」。その準備だけは、今のうちにしておいてよいでしょう。

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この記事の著者
たぱぞう

立命館大学文学部史学科(日本史学専攻)卒業後、神奈川県にて奉職。2019年40代前半にて早期退職。米国株投資を軸に資産形成を実践し、不動産投資も含めて堅実に拡大。ブログ「たぱぞうの米国株投資」やYouTube「たぱぞう投資大学」で、わかりやすい解説が支持を集めた。投資を語る会を主宰し、FIRE済みや資産管理法人を保有するメンバーも多数輩出。総資産は2025年時点で10数億円。

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