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米国株投資は「トランプリスク」も・・・それでも兼業の億トレが見据える「今後の投じ方」

(c) AdobeStock

 兼業投資家ながら「億トレ」であり、神戸投資勉強会も主催するキリン氏。一部資金で米国株投資も手がけている。

 今回は、キリン氏に米国株投資の魅力についてうかがった。また、2月の衆院選前後の相場で利益を出した投資家も多い中で、今後の相場に対するアドバイスも聞いた。

みんかぶプレミアム特集「激動 トランプ一強時代の勝ち方」第1回。

目次

資産の一部を米国株に投じる

ーー近年は米国株投資に興味を持つ初心者投資家も増えています。キリンさんが手がけているのは国内株のみですか?

 投資の中心は国内株ですが、資産の数%は米国株に投資しています。ある程度資産が増えたタイミングでコロナショックが発生して、周りで米国株投資を行う投資家も増えていたので、米国株投資も少しやってみようか、という感じで始めました。

ーーどんなスタイルで米国株投資を行っているのでしょうか。

 有名銘柄中心に投資しており、またコロナ禍の中で投資して取得価格を十分上回った状態にあり、基本的に放置しています。米国株については、国内株のような手法は特にはありません。

米国株投資の2つの魅力

ーー基本的に米国株投資は「ホッタラカシ」ということですが、米国株投資の魅力はどこにあると思いますか?

 配当の出ている銘柄のほとんどで、年4回の配当がもらえるところです。米国株に投資すると、年4回お小遣い的に配当がもらえます。足元で円安が進んでおり、銘柄の買い増しは為替リスクがあり尻込みしているのですが、配当はドルでもらえるので、配当を円に転換せずにドルのまま追加投資することもしています。

ーー他に米国株投資のメリットはありますか?

 日本株は単元単位の売買ですが、米国株は有名銘柄でも1株数百ドル程度で投資でき、大きなお金を必要としません。アップルやグーグル(アルファベット)といった有名銘柄でも数万円で投資でき、投資の敷居が低いのは米国株投資のメリットですね。日本だと単元株で100万円を超える銘柄もありますし、数十万円の資金が必要な銘柄も少なくありません。

ーーオルカンなどファンド経由で米国株へ投資する投資家も増えています。米国株投資を始める際、オルカンなどのファンドと個別銘柄、どちらへの投資がおすすめでしょうか。

 米国株といっても、個別株に投資するなら決算分析などは欠かせません。ただし英語の壁もあり情報収集が難しいです。この部分をクリアできるなら個別株でよいと思います。しかし英文の決算書などを読んでいられないなら、オルカンなどのファンドへの投資が妥当でしょう。ちなみに私は個別株とファンドの両方に投資しています。

 また米国株投資には為替リスクがあります。足元で円安が進んでおり米国株投資には追い風ですが、今後円高に転じると逆風となります。しばらく円安が進んで忘れられていますが、為替リスクに対する注意は欠かせません。

 米国株は、何と言ってもトランプリスクがあります。第一次政権の時もトランプ大統領の発言一つで米株式市場は乱高下しましたし、トランプ関税発表による急落も発生しました。米国株に投資するということは、トランプリスクも負うことになります。実際に、アメリカはイランと戦争を始めました。ちなみに米国で土日に何かあると、いつも最初に直撃を受けるのは日本市場です。イランとの戦争もそのパターンです。

ーー米国株といえばAIブームの話題が欠かせませんが、AIブームはいつまで続くと思われますか?

 正直、分かりませんが、息の長いテーマだと思っています。AIブームが終わるきっかけとしては、AIが各方面に導入され、AIによる効率化余地がなくなった時ではないでしょうか。ただし日本はもちろん、米国でもまだAIの社会実装は始まったばかりであり、AIによる効率化の余地は様々な部分に残されています。また、いったんAIが入った分野に、次世代AIが入り更に効率化される可能性もあります。

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この記事の著者
キリン@神戸投資勉強会

キリン@神戸投資勉強会(@yudu1105 ) 株式投資歴10年の兼業投資家。2019年〜「神戸投資勉強会」を主催し、神戸・東京を中心に上場企業のIR説明会を多数開催。「日本人にとって株式投資がより身近で当たり前の行動となる未来」への貢献が目標。

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