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“億りたい”サラリーマンは、「タワマン抽選」に参加しろ!テンバガー投資家が注目するプロ不在の“よい漁場”

(c) AdobeStock

 「高市トレード」の熱狂に乗り遅れまいと、ニュースを見て慌てて資金を動かす個人投資家は少なくない。だが、資金力も情報網もない普通のサラリーマンが、プロと同じ土俵で短期売買に挑んで勝つのは簡単ではない。

 今回、話を伺う伏見氏は「私たちが資産を築くための第一歩は、天才の真似をきっぱり諦めることです」と語る。

 本記事では、強者があえて踏み込まない、泥臭いが堅実な「弱者の投資戦略」について聞いた。

目次

勝てない人ほど、短期売買に走る理由

ーー高市自民の圧勝を受け、市場は活況を見せています。SNSでは、短期の「高市トレード」で資産を増やしたという声も目立ちますが、個人投資家はこの波をどう見るべきでしょうか。

 まず大前提として、「投資」と「トレード」を明確に分けて考える必要があります。

 世界中の人が同時に見ているニュースにアクセスして、それを根拠に「これから上がるはずだ」と素人が短期的なトレードに手を出しても、そこに優位性はありません。一時的に波に乗れて勝つこともあるでしょうが、それは単なる運です。

ーーしかし、実際にSNSでは、短期トレードや個別株の集中投資で何億円も稼いでいるカリスマ的なインフルエンサーも存在しますが。

 それは不可能です。なぜなら、根本的に「脳のスペック」が違うからです。 

 例えば、ある超一流のカリスマ投資家は、四季報を毎回全部読んで、企業の目論見書や有価証券報告書の隅から隅まで目を通してから投資判断を下しているそうです。たしか医者だったような。頭の作りが根本的に違うんです。

 私を含め、凡人がそれを真似しようとしても、途中で集中力が切れて最後まで読めません。 真似できるはずがないんです。

 「自分はしょせん凡人」という現実を受け入れるところからしか、凡人の戦略は始まりません。

強者がこない?“よい漁場”

ーー自分には天才のようなスペックがないと認めたうえで、普通のサラリーマンはどうやって資産を増やしていけばいいのでしょうか。

 自分に合った「弱者の戦略」を見つけることです。それは一言で言えば、「強者」が参入してこない、手薄なマーケットを探す作業になります。 

 不動産の世界でわかりやすい例があります。500万円ほどの築古の区分所有やアパートを買って、少し手を入れて600万円、700万円で転売するという市場です。探せば、こうした利益の出る案件は確実に転がっています。

ーー数百万円の利益が確実に見込めるのであれば、資金力のあるプロの不動産屋や大富豪もこぞって買い漁るのではないでしょうか。

 来ないんです。なぜなら上のレベルの人間には「割に合わない」から。 

 それなりのプロの不動産屋や、資産が10億円ある成功者からすれば、わざわざ自分の貴重な時間を割いて、現地に足を運び、面倒な手続きをして500万円の物件を拾い、たかだか100万円、200万円の利益を出すなんて、自分の時給を考えたらバカバカしくてやっていられない。だから、放置されるんです。

 一方で下のレベルを見ると、まったくお金がない人は500万円の現金もローンも用意できないから入れない。さらにいうと、そういう割安な物件が見つけられない。見つけられる人でも、躊躇して決断できない。こういう場所にこそ、勝機があります。「よい漁場」があるわけです。

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この記事の著者
伏見(元・テンバガーを探す不動産屋)

不動産事業を本業とし、独自の視点で株式投資を行う個人投資家。リーマンショックで一度退場後、2020年のコロナ禍で復活。割安な小型株を狙い、複数銘柄で数億となった実績を持つ(X :@1FoeeK5dRS4flKn)

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