「コツコツ・ドカン」を防ぐ唯一の方法。デイトレ30連勝の翌日に4連敗した男が見つけた、生き残るために絶対にしてはいけないこと

30数回連勝して45万円を積み上げた翌日、4連敗で60万円近くを失った——。Rょーへー氏が自身の体験から導き出したのは、「問題は負けた日ではなく、翌日だ」という結論だった。
連敗を止めるために実践している「負け飯」の習慣、ポジションと同時に「気持ち」もリセットする方法、そしてデイトレードを投資全体の中でどう位置づけるべきか。20年間の経験が凝縮された第4回。
みんかぶプレミアム連載「デイトレード 最短で億り人を目指す!」第10回
目次
30連勝でも、たった1敗が「別人」を作り出す
デイトレードの格言として「コツコツ・ドカン」という言葉がある。コツコツと利益を積み上げてきたのに、ある日突然大きな損失でそれ以上を吹き飛ばしてしまうパターンだ。多くのトレーダーがこの壁にぶつかる。
Rょーへー氏にも同じ経験がある。30数回連勝して45万円ほど積み上げた翌日、4連敗で60万円近くを失った。30連勝以上できる実力を持つ人間が、なぜ4日も負けが続いたのか。「絶対に何かがおかしい」と感じて原因を究明した。
答えは単純だった。最初の1敗が引き金になり、取り返そうとして「いつもとは違うトレード」を始めていた。通常なら利確するはずの場面で粘ってしまい、また損をする。また取り返そうとする。そのサイクルが4連敗という数字を作っていた。
「いきなりドカン負けすることってほとんどないんですよ。ちょっとした負けがあって、それを取り返そうとして違うことをやり始める。いつもだったらこのくらいで利確するのにしなかったとか、そういうことが重なってどんどん負けていく。30何連勝できる人間が4連敗もするっていうのはおかしいわけで、絶対自分の中で何かがおかしくなってるんですよ。その繰り返しがドカンになるっていうのが、実体験から得た結論です」
負けた翌朝のメンタルが、その月の収支を決める
ここから導き出されたのが、「1回の負けは仕方ない。それより翌日負けないことが重要だ」という考え方だ。1回負けることを過剰に恐れると、何もできなくなる。問題は負けた日の後始末ではなく、その翌日のメンタル状態だ。負けたときに感情を引きずったまま翌朝を迎えると、「今日こそ取り返す」という焦りの中でいつもとは違う判断をしてしまう。
Rょーへー氏がそのために実践しているのが「負け飯」という習慣だ。
「負けた日は、あらかじめ決めておいた好きな食事を必ず食べて、ちゃんとよく寝る。ご褒美になったらダメなので、定食で1,000円以内のもので、自分が好きなメニューを1個決めておくんです。負けた日は必ずそれを食べてしっかりリフレッシュしていれば、人間って大体美味しいもの食べてよく寝れば翌日には忘れられるので、次の日ちゃんといつも通りのことができるようになる。これをやり始めてから、ひどい連敗みたいなのはなくなりました」