スキルのない会社員が「月10万円」を手堅く稼ぐ最適解を上場企業CEOが大公開。AI時代に大企業が参入しない領域で勝つリアルな手口
AIの急速な進化や物価高騰を背景に、「会社員の給料だけでは将来が不安だ」「副業を始めたい」という声は日増しに高まっている。そんな状況下で、小学生にして月5万円、高校生で月50万円を稼ぎ出し、独自のビジネスを実践してきたのが、上場企業であるランサーズ株式会社の代表取締役社長CEOであり、数々のスモールビジネスを立ち上げてきた秋好陽介氏だ。
10代の頃から泥臭く実践してきた経験を活かし、これまで数々の事業を成功させてきた。そんな実体験に基づき「市場の歪みを見つける」鉄則から、AIを活用した稼ぎ方、さらにはプラットフォームに依存しない生存戦略まで、その全貌を語ってもらった。全5回の第4回。
みんかぶプレミアム連載「副業・スモビジで億り人に 令和の稼ぎ方新常識」
目次
プログラミング知識は不要。「痛みの翻訳」ができればいい
前回の第3回では、私が過去に大爆死した「検索代行システム」の失敗から、スモールビジネスにおいて手を出してはいけない「便利さの罠」についてお話ししました。
「誰の切実な痛みも解決しないツールは、1円の価値にもならない」。逆に言えば、あなた自身のドロドロとした不満や、お金を払ってでも今すぐ解決したい「本当の痛み」を見つけることができれば、ビジネスは8割成功したようなものです。
しかし、ここで多くの人が壁にぶつかります。「自分の痛みは見つかった。でも、それを解決するアプリやシステムを作る技術も、エンジニアを雇うお金もない」と。
断言します。2026年現在、その悩みは完全に過去のものです。プログラミングの知識がゼロでも、今のAIを使えば、たった数日で「自分専用の神ツール」を構築し、それをビジネスに変えることができます。今回は、大企業が絶対に参入してこない「ニッチ市場」を、AIという右腕を使って独占する具体的な手法をお話しします。
大企業が無視する“お宝の山”。数千人の局地的な不満を独占するスモビジの戦い方
私は釣りが大好きなのですが、船に乗って海に出るたびに「高い金を出して船を出したのに、情報不足で釣果を逃す」という強烈なペイン(痛み)を抱えていました。「今いるポイントの海底図を詳しく見たい」のに、同時に「風向きや潮目」も確認しなければならない。
既存のプロ向け航海アプリは機能がバラバラな上に、月額料金が数千円、数万円とやたら高く、「絶対に欲しいけど、個人では高すぎて手が出ない」というジレンマがあったのです。
サッカースタジアムの不満も同じです。しかし、ここでターゲットにするのは観客ではありません。「スタジアムに出店している売店のオーナー」の痛みです。「ハーフタイムの15分間、観客がトイレの長蛇の列に巻き込まれ、自分の売り場にビールを買いに来てくれない」。これは売店側にとって「死活問題(売上の機会損失)」です。
もしあなたが、「今一番空いているビール売り場」をリアルタイムで観客に通知するSaaSを作り、売店オーナーに「これを導入すればハーフタイムの売上が2割増えますよ」と月額数千円で提供すればどうでしょう。彼らは喜んで財布を開くはずです。
AIを「右腕」にして月10万円を稼ぎ出す戦略
「AIを使って稼ぐ」というと、誰もが思いつくようなブログ記事の量産などを想像しがちですが、それではすでにレッドオーシャンです。あなたが今すぐ実践すべきは、「AIの圧倒的な実装力」×「あなた自身のニッチな知識」の掛け算です。