年収550万の普通の会社員が都内5000万マンションを購入できた理由…家賃と大差ない「月の支払額」を暴露
「普通の会社員に都心のマンションは高嶺の花」――そんな定説を覆し、「年収550万の会社員」が都内5000万マンションを購入できた理由を明かすのが不動産インフルエンサーのちょうすけ氏だ。
同氏は、住宅ローンを負債ではなく、個人が資産を築くための「最強のレバレッジ」だと語る。本稿では、周囲から無謀と言われた購入を可能にした管理術から、月々のリアルな支払額までを明かしていただいた。全5回の第1回。
※この記事は、みんかぶプレミアム連載「マンション・住まいで稼ぐ――シン富裕層への黄金ルート」の一部です。
目次
「年収550万の会社員」が都内5000万マンションを購入できた理由
皆さん、はじめまして。Xを中心に、マンション購入や不動産に関する発信をしているちょうすけと申します。都内でマンション購入を検討されている会社員の皆様の中には「家を買うのはハードルが高いのではないか」「自分には縁遠い話だ」と感じている方も多いのではないでしょうか。実際に、私がマンションを購入した話をすると、その金額の大きさに驚かれることも少なくありません。
しかし、インフレが進み不動産価格が右肩上がりを続ける現在において、「自分には無理だ」「もっと貯金ができてから」と買い時を待ち続けることこそが、実は最も大きな機会損失とリスクを招いている可能性があります。私が新築マンションを契約したのは、社会人2年目、年齢でいうと24歳から25歳くらいの時でした。
「年収550万円で大丈夫なのか?」と疑問に思われるかもしれません。しかし、私が購入に踏み切れた背景には、単なる思い切りや若さゆえの勢いなどではなく、会社員という立場を最大限に活用した資産形成の明確な戦略がありました。まずは、私がどのようにして住宅ローンという最強のレバレッジを味方につけたのか、そのリアルな体験談と思考のプロセスをお話しできればと思います。
住宅ローンの「7倍の壁」を突破する。銀行が重視した“信用力”
私が購入した物件は、都内・浅草橋駅から徒歩圏内の新築マンションです。価格は5000万円前後、間取りは1LDKです。単身者や若年層のカップルにとって非常に需要が高く、将来的にライフステージが変化した際にも「売る」あるいは「貸す」という選択肢が取りやすい、いわゆる流動性の高い物件を選びました。
ここで多くの方が疑問に思うのが、契約当時の年収が約550万円だった私が、どうやって5000万円ものローンを組めたのかという点でしょう。一般的に、住宅ローンの借り入れ目安は「年収の7倍」と言われることが多いです。その基準に照らし合わせれば、550万円の7倍で約3850万円となり、5000万円という価格には到底届きません。
しかし、実際の銀行の審査はそれほど単純な掛け算ではありません。私が5000万円前後のローンを組むことができた決定的な理由は、自分の「会社員としての属性」を銀行の評価基準に正しく当てはめたことにあります。
銀行が何千万円というお金を貸し出す際に最もシビアに見ているのは、その人の収入がどれだけ安定しており、将来にわたって継続されるかという再現性です。会社員という身分は、毎月決まった日に給与が振り込まれるという点で、銀行から見れば極めて安定したキャッシュフローが保証された強力なカードなのです。事実、勤続年数や職種、企業の安定性を総合的にアピールすることで、年収の8倍、場合によっては9倍近い借り入れが可能になるケースは決して珍しくありません。
私の場合、この会社員としての信用力を最大化して活用することで、一般的には無謀と思われがちな金額の融資を引き出すことができました。これは限られた一部の人だけの特権ではなく、自分のキャリアを銀行がどう評価するかを把握し、自分を最も高く評価してくれる金融機関を選び抜くという戦略の結果です。