「国民を馬鹿にする政治家」松川るいに大阪・枚方自民がブチぎれた!元キャリア官僚”上級国民”のズレまくる感覚と困窮する国民

フランスの議員研修中にエッフェル塔前でポーズ写真を披露した自民党女性局のメンバーが批判にさらされている。矛先が向かうのは松川るい参院議員や今井絵理子参院議員らで、ネット上では「エッフェル姉さん」「ニョッキ松川」「松川るい16世」などと異名がつけられている状況だ。
“擁護派”には議員研修であっても「観光」は許容されるべきとの声があがるが、作家の佐藤健太氏は「問題視されているのはそこではない。本質は岸田文雄首相の翔太郎前政務秘書官と同じ」と厳しく指弾する。
松川るいらの「エッフェル塔ポーズ」は生活が厳しい国民たちの感情を逆撫でした
批判が殺到したのは、松川氏や今井氏といった自民党女性局メンバーら38人が7月下旬にフランスを訪問し、その記念撮影をSNSに公開したことだった。その中の一枚にはエッフェル塔を背に松川氏ら3人が両手を頭の上で合わせる「エッフェル塔ポーズ」を笑顔でとっている写真があった。
こうしたSNS上の発信に「税金で観光旅行に行っているのか」「感覚がずれているのではないか」といった批判が相次いだのだ。松川氏は「SNS上の発信について不適切なものがあった。多くの誤解を与えたことについて反省している」と語り、「誤解されてはいけないと思い、(投稿を)削除させていただいた」と説明した。自民党は小渕優子組織運動本部長が「注意」したのだという。
松川るいはなぜ自分がこれだけ批判されているのか、わかっていない。国民の声がわからない
だが、これは「誤解」と言えるのか。普通に考えれば、誤解というのは「事実や言葉などを誤って理解する」という意味になる。だが、「エッフェル塔ポーズ」写真への理解は誤解しようがない。たしかに“擁護派”が主張するように、たとえ議員研修中であっても、プライベートな時間は確保され、観光や好きな時間に充てることは自由だ。思い思いの写真を撮影するのも良い。エッフェル塔を背にポーズ写真を撮った日本人は何も松川氏らだけではない。だが、釈明して投稿を削除した松川氏を含め、問題視されているのは「そこではない」ことを理解していないこと自体が問題なのではないかと感じる。