「もう無理だ」円安、補助金切れで倒産連鎖が始まった…マジで危険な3業種
現在、日本を騒がせているのは、円安である。
2020年3月、コロナショックにより経済が破綻しそうなところで、米国がゼロ金利政策と財政出動を行った。この対策が功を奏して、米国の経済はいち早く回復したものの、景気が良くなりすぎてインフレが進んでしまった。
今度はインフレを退治するために金利を引き上げており、低金利の日本円よりも米ドルを持とうとする人が増えている。その結果、32年ぶりにドル円は1ドル=150円まで下落している。
こうなると、メディアは円安の責任を何も対応しない日銀に持っていったり、円安のデメリットをつらつらと解説したりして、視聴率アップを目指す。
悪い円安論が巷でささやかれているが、その内容は主に以下の2つに集約される。
- 輸入価格が上がり、国内の実質所得が下がる
- 円安になっても輸出が伸びない構造になる
それぞれ紐解いていこう。