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望月衣塑子「菅義偉のすごさ、岸田文雄の愚かさ」「秋にも解散説」「3.11を忘れるな」(本音のインタビュー#1)

 岸田文雄政権発足から1年がたち、ここにきて支持率が急落している。統一教会問題、国葬強行などを巡り、国民から理解を得られずにいる。そんな中で東京新聞の望月衣塑子記者は「岸田政権のもろさ」を指摘する。そして改めて振り返る天敵「菅義偉」の凄(すご)さを語る――。望月衣塑子「本音のインタビュー」全3回の1回目。

第2回:望月衣塑子「統一教会問題、落としどころ」「安倍事務所の無視」「なぜメディアは報じてこなかったか」「共産党は変わった」

第3回:望月衣塑子「記者はモノをいうためいる」「朝日新聞の過ち」「記者クラブはなくなるべきだ!」

目次

周辺からそっぽを向かれると、ボロボロと崩れてしまう

――岸田政権から発足からおよそ1年がたちました。

 9月9~12日にかけて時事通信が実施した世論調査では、岸田政権の支持率が32%まで下がりました。政権崩壊の危険水域に入ってきました。

 安倍晋三政権に比べてすごく感じるのは、岸田政権のもろさです。このところ統一教会問題に政権が翻弄されており、支持率の急落もそれに起因するものです。しかし、これは岸田さん自身の問題というよりも自民党そのものの問題です。

 安倍政権は良くも悪くもタフでした。モリカケなど幾度も政権としてのピンチは迎えていましたが、その後、必ずリカバリーをしていました。それがチーム安倍の強さでしょう。今井尚哉元総理大臣補佐官、杉田和博元警備局長、長谷川榮一元内閣広報官…「警察国家になった」と言われましたが、そうそうたるメンバーが記者をうまく取り込み、どうしようもない状況に陥っても「最後は開き直る」というやり方が天才的でした。ジャーナリストの故岩見隆夫氏は「安倍さんは下野中に間違いなく徹底的に『帝王学』を学んだ」と指摘していました。今井氏たちは、一緒に高尾山に登るなどして結束力を高めていったといいます。そして安倍さんが辞めたあとは、側近は皆、有名になっていきました。第2次安倍政権は、極めて意識的なチームづくりだったのではないでしょうか。

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この記事の著者
望月衣塑子

東京新聞社会部記者。東京都出身。東京地検特捜部で事件を取材。2004年、日本歯科医師連盟のヤミ献金疑惑をスクープ。17年2月から「モリカケ問題」を追及するため、菅義偉官房長官(当時)の記者会見に出席。『武器輸出 と日本企業』『新聞記者』など著書多数。

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