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AIバブル崩壊は“半年後”に始まる・・・資産10億円投資家が明かす「自動車セクターの逆襲」と「騙されない企業評価術」

(c) AdobeStock

本稿で紹介している個別銘柄:任天堂(7974)、トヨタ自動車(7203)、日産自動車(7201)、本田技研工業(7267)、三菱自動車工業(7211)

 AI・半導体関連のトレンドが相場を牽引している2026年の株式市場。だがその裏では、人気株が大きく値を崩すリスクも、ひそかに意識され始めている。

 とくに注意したいのが、実態を伴わないまま買われてきた新興グロース株だ。

 そんな中、資産10億円超の投資家・株億太郎氏は、「AIバブルが落ち着いた後、相場の“総仕上げ”として最後に資金が向かう大穴セクターがある」と語る。

 今回は、株億太郎氏にAI関連株の先行きをどう見るか、今後注目されるであろうセクター、そして企業評価で欠かせない視点について話を伺った。

目次

気になる「バブル崩壊」のタイミング

ーー有事関連株について伺ってきましたが、相場を牽引してきた主役はやはりAI・半導体株です。米ビッグテック中心の成長期待が続くなか、足元のトレンドをどう見ていますか。

 私は、米国のAI関連がITのクラウド領域まで侵食し、やがて崩れるタイミングが来ると警戒しています。

 世間は「AI、AI」と騒いでいますが、その実態の半分くらいは設備投資であり、建設業に近いようなものばかりです。

 AIの工場なんて、一度作ってしまえばそれで終わりですから、いずれ需要は一巡して売り込まれる局面がくると思っています。

ーーなるほど。ただ、「いつ下がるか」を見極めるのはプロでも至難の業です。個人投資家が警戒すべき具体的なタイミングやシグナルはあるのでしょうか。

 一つの目安になるのが「信用買いの高値期日」です。2025年の夏から年末にかけて年初来高値をつけた銘柄が非常に多いのですが、そうした銘柄の8割から9割は信用買いで買われています。

 信用取引の期日は半年後ですから、連休明けの5月以降に、耐えきれなくなった個人の投げ売りが出てずいぶん安くなってくる可能性があります。

ーー業績がよくても、需給の悪化で株価が崩れるということですね。

 ええ。その先行指標のような動きをしているのが、任天堂(7974)です。業績は絶好調で、一時は1万4000円超えが常態化していましたが、そこから窓を開けて大きく下げ、1万円付近まで落ちました。

 これは業績不安ではなく、特定株主の売り出しや、期間高値の期日による「需給の売り」です。

 高値から3割下げてようやく落ち着きを見せていますが、長期のチャートで見れば8000円あたりに強い節目があります。優良企業であっても、こうした需給のしこりが解ける大底をじっくり待つのが中長期投資の基本です。

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