大学時代1000万円→警察官→ホームレス生活…半年で売上3500万円まで再起したアフィリエイト人生
副業で一度大きく稼げたとしても、その成功はずっと続くのでしょうか。
2026年2月からXでアフィリエイトの発信を本格化し、約半年で売上約3500万円を作ったぱうう氏。しかし、これまでの道のりは決して順調ではなく、一度は思うように稼げなくなった時期もあったといいます。
全5回の第1回では、大学時代にアフィリエイトで成果を出した方法や、警察官への転身、その後に再挑戦しても稼げなかった時期を経て、再び収益を伸ばすまでの道のりを聞きました。
みんかぶプレミアム連載「副業・スモビジで億り人に 令和の稼ぎ方新常識」
1カ月300記事を書いて月10万円
私が最初にアフィリエイトを始めたのは、大学3年生の頃です。今から10年ほど前になります。
当時取り組んでいたのは「トレンドブログ」でした。
芸能人の結婚やニュース、事件など、そのとき世の中で話題になっているテーマを取り上げ、「このニュースを見た人は次に何を検索するだろう」と考えて記事を書く手法です。
例えば、有名人が結婚したら「結婚相手は誰なのか」「どんな経歴の人なのか」と検索する人が出てくる。どこかで火事が起きれば、「場所はどこなのか」と知りたい人もいるでしょう。
そうした検索需要を予想しながら、ひたすら記事を書いていました。当時は、「300記事くらい書けば月10万円に届く」という話がよくありました。
それを聞いた私は、かなり単純に考えたんですよね。
「300記事書けばいいなら、1カ月で300記事書けばいい」
1カ月を30日とすれば、1日10記事です。
大学生で比較的時間があったとはいえ、実際にやると本当にしんどかった。それでも、とにかく書き続けました。
すると、本当に月10万円前後を稼げるようになり、その後は月10万円、15万円、20万円と収益が伸びていったんです。
今のように効率化されたやり方ではありませんが、とにかく手を動かして、力技で達成しました。
月10万円の実績を元手に「1000万円」を売り上げた大学時代
アフィリエイトで実績が出ると、次にその方法を教えるコンサルを始めました。最初は1人10万円で募集し、10人に参加してもらったことで100万円の売上になりました。
さらに、その「月100万円を作った方法」を軸に発信し、今度は100万円の商品を10人に販売することで、1000万円規模の収益につながった経験もあります。
大学生の頃にそこまで稼げたので、当時は当然、自信もありました。
「自分はネットで稼ぐことができる」
そう思っていたんですよね。
ただ、そのままネットビジネスの世界に残ったわけではありません。コンサルを続けることが、だんだんしんどくなってしまったからです。
ネットで稼げていた私が「警察官」を選んだ理由
コンサルを受けに来る人には、いろいろな方がいました。本当にお金に困っていて、「何とか状況を変えたい」と思っている人もいます。一方で、「言われた通りにやれば稼げるんでしょう」という感じで、自分ではあまり考えず、答えだけを求める人もいました。
そういう人たちと向き合い続けることに疲れてしまい、「一度全部やめて就職しよう」と考えたんです。
私は田舎の出身で、地元では「安定した仕事なら公務員」という考え方も比較的強かった。消防士か警察官になろうと考え、最終的に警察官を選びました。
当然、公務員は副業ができません。当時運営していたアフィリエイトサイトなども全部削除して、一度ネットビジネスから完全に離れています。
今振り返れば、そこで過去の積み上げをほぼリセットした形です。
「またやれば稼げる」は甘かった…再挑戦で直面した現実
警察官は2年間ほどで辞めました。退職後は実家に戻り、1年くらい引きこもるような生活をしながら、もう一度アフィリエイトに挑戦しています。
正直なところ、以前一度稼げていたので、またやれば何とかなるだろうと思っていました。ところが、全然結果が出ませんでした。
大学時代にやっていた方法を試しても、昔のようにはうまくいかない。
ネットの世界は数年で大きく変わります。以前成功した方法だからといって、数年後も同じように稼げるとは限らないんです。
私はそこで初めて、「一度稼いだ経験」と「今稼げる能力」は別物なんだと痛感しました。
配管工を3カ月で退職、北海道の山奥へ
アフィリエイトだけでは生活できなかったので、その後は配管関係の仕事に就きました。
ただ、その仕事も3カ月ほどで退職します。
上司と喧嘩をして仕事を辞め、その後は北海道の山奥にあるホテルで住み込みのアルバイトを始めました。
そこで4カ月ほど働いた頃、新型コロナウイルスの感染が拡大します。2020年4月、最初の緊急事態宣言が出た頃です。
ホテルには観光客が来なくなり、人員削減が進み、私も仕事を失うことになりました。配管の仕事を辞めたときに父親とも喧嘩して家を出ていたので、簡単には実家に戻れない。
働き口もない。
住む場所もない。
「東京に行けば何とかなるんじゃないか」
そう思って上京しました。
大学時代に1000万円、それでも約1カ月のホームレス生活へ
東京へ出たタイミングで緊急事態宣言が発令されました。当然、仕事も簡単には見つかりません。住む場所については契約を進めていたものの、実際に入居できるまで少し時間がありました。
仕事を失ったタイミングの方が早かったため、約1カ月、住む場所がない状態になったんです。
そのため。ネットカフェなどを転々としながら生活しました。
手元には80万円くらいありましたが、それはこれから住む部屋の初期費用などに使う予定のお金です。できるだけ手をつけるわけにはいきませんでした。
大学時代には1000万円規模の収益を作った経験がある。
それなのに数年後には、住む場所すら安定していない。
人生は、本当に分からないものだと思います。