第2回 お金の「貯め時」「増やし時」

こんにちは! あかりんです。
この連載は第一子を出産し、新米ママとなったばかりの私が、家族と協力してライフプランニングを見つめ直し、資産形成に奮闘する姿をお伝えしていくエッセイです。
今回は、私たち夫婦がDINKsだった時に取り組んだ資産形成についてお話ししていこうと思います。
目次
私が感じた「DINKs世帯」の強み
みなさんは「DINKs」という言葉を聞いたことがありますか?
「DINKs」とは「Double Income No Kids」の略称で、一般的には「共働きで意識的に子供を持たない」夫婦のライフスタイルのことを指します。
私たち夫婦は結婚後、約5年間「DINKs世帯」として暮らしていました※。
※ずっと子供を持たない選択というよりも「将来的には子育ても経験したいよね」と夫婦で話している、一時選択的な「DINKs」でした。
なぜ「DINKs」を選択したのかというと「夫婦2人で過ごす時間をエンジョイしつつ、お互いが仕事に気兼ねなく取り組む時間を持ちたい」という希望があったからです。
「そんなに仕事を頑張りたいなら、結婚しなくてもいいんじゃない?」と思う方も多いかもしれません。
ですが、結果的には2馬力でフルタイムで働くことで最大のお金の「貯め時」となり、私たちの資産形成の土台を築く重要な期間となったので、5年前の欲張りな自分に「グッジョブ!」と言ってあげたいです(笑)。
そして、この「DINKs」の期間は「貯め時」であると同時に、上手にお金を「使える時」でもあると思います。
私たち夫婦は旅行好きなので、国内旅行では子供連れだとハードルが高い隠れ家的な宿へ、海外旅行ではアクセスが不便で、足腰が弱った老後に行くと辛そうな遺跡などへ出かけて、夫婦の時間を存分に楽しみました。
さらに、よく先輩ママに言われることですが、それぞれの友人と過ごす時間、ちょっと夜更かしして遊ぶ時間、自己啓発のために資格取得の勉強をしたり、習い事をしたりする時間などは「とても貴重だったなぁ」と今になって改めて思います。
子供が小さい時は夫婦2人の時間や、終日一人でお出かけしたり、趣味に充てたりする時間を取ることがなかなか難しくなりますから。
こうした時間をエンジョイできたのも、「DINKs」で自由に使えるお金をある程度確保できていたからこそだと思うのです。
資産形成は夫婦のベクトル合わせから
結婚して資産形成を頑張ろうと思ったときは、どちらか1人が頑張るのではなく、夫婦で同じ目標を持ち、ベクトルを合わせて臨むことが、何よりも大切だと思います。