元外資系トレーダーの婚活アドバイザーが明かす「婚活市場の相場観」と高年収男性のリアル

「理想の条件に合う男性と結婚するには、若さや特別な美貌が必要だ」――そんな常識をデータとロジックで軽やかに覆し、多くの女性を成婚へと導いてきた人物がいる。元ゴールドマン・サックスのトレーダーという異色の経歴を持ち、現在は婚活アドバイザーとして活躍するまゆこ氏だ。同氏は、金融市場も婚活市場も「本質的な市場原理は同じ」であり、正しい相場観さえ身につければ、誰でも人生の主導権を取り戻して幸せな結婚を掴めると語る。
本稿では、感情論や古いアドバイスから解放され、戦略的に高年収パートナーとの成功を叶えるための「ロジカル婚活」戦略を同氏が徹底解説。”ハイスペ“の世界に実際に身を置いてリアルを見てきた上で、これまでに500名以上のサポートを重ねてきたからこそ見えてきた、職種、年代・コミュニティごとに異なるハイスペック男性の「本音の足切りライン」から、リアルな出会いの場に潜り込むための泥臭いブランディング極意まで、理想の家庭を目指すためのロードマップを余すところなく語っていただいた。短期連載全3回の第1回。
みんかぶプレミアム連載「婚活成功で高年収家庭を目指す」
目次
婚活は「成り行き注文」。高望みになって約定しない人たちへ
よく皆さんから「どうすれば理想の条件の男性と結婚できますか?」という相談を受けますが、私はいつも「婚活は株や不動産と同じ市場原理で、ロジカルに考えれば実はシンプルなんです」とお伝えしています。
たとえば株の世界では、自分が売りたい価格で高く指値したままいくら待っていても、そこに買い手が現れなければ取引は成立しません。婚活も一緒で、自分の希望ばかりを並べて待っていても、市場の需要と供給が合致しなければいつまで経っても「約定(結婚)」はしないんです。なので私は、婚活は一種の「成り行き注文」だと言っています。その時、市場に入ってきた注文の中で最も高い「BID(買い値 )」で約定させることが現実的な必勝法なんです。
不動産に例えるなら、手持ちの資金が3000万円しかないのに「どうしても1億円の物件が欲しい」と言い張っているようなものです。何年待っても買えないものは買えません。それどころか、ただ待っている間にもインフレが進んで手持ち資金の価値は目減りし、物件価格はどんどん上がっていくという状況の悪化が起こります。婚活市場における「インフレと手持ち資金の目減り」とは、まさに「年齢が上がって市場価値が下がっていくこと」そのもの。時間が経てば経つほど、状況は厳しくなる一方なのです。
だからこそ、まずは自分自身を客観的に分析することが欠かせません。「駅から近くて狭い部屋がいいのか」、それとも「駅から遠くても広い家がいいのか」。自分が本当に求める譲れないポイントを絞り込み、自分が持っているカード(条件)の中から、最も満足できる物件を正しく選んで買いにいく。このプロセスこそが、正しい婚活の戦略なのです。
人間も何千人、何万人と集まれば、そこには明確な「市場」が形成されます。ターゲットにする男性の層に合わせて、自分の見た目や立ち振る舞いを変え、戦略的に「つま先立ち」をして最大限に手が届くようにする。そうやって二人三脚で戦略を立てていくのが、私のサポートスタイルです。
46歳・3児の母。私がどん底から「10歳下のフランス人経営者」とスピード婚するまで
偉そうなことを言っている私ですが、これまでの人生は本当に失敗の連続でした(笑)。
もともとは立教大学を卒業した後に氷河期で就職が上手くいかず、短期留学や非正規雇用を経て野村證券で日本株のクオンツのセールストレーダーになりました。その後、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントに転職して、ファンドやFXのトレーダーとして働いていました。周囲からは「立教の就職失敗組から大手のトレーダーなんて無理だよ」と言われましたが、「必ず道はある」の精神で叶えました。
そんなキャリアの途中で結婚し、子どもにも恵まれたのですが、39歳の時に突然離婚になって家も財産も失い、適応障害になって仕事も休職し、人生のどん底を味わいました。
当時の私は39歳でバツイチ、子持ちのシングルマザーでした。日本の婚活市場において「若さ」は絶対的な価値、外せないファクターです。更にシングルマザーだったので、圧倒的な苦戦を強いられるスペックです。そこで私は考えました。「日本で年齢と悪条件を理由に苦戦するなら、キャリアで年齢をカバーしてくれる海外をターゲットにしよう」と。そこから国際アプリ婚活を始めたんです。
先ほどもお話しした通り、金融市場と婚活市場はとても似ています。トレーダー経験で身に着いた相場観やロジックをそのまま婚活に応用した結果、活動開始からわずか2ヶ月ほどで今の夫との婚約が決まりました。
出会いは大阪でG20サミットが開催されていた時期で、当時マクロン大統領の来日に同行する形で、現在の夫もフランスから日本へ出張に来ていました。彼がたまたま滞在中に登録したマッチングアプリで、私とマッチングしたのがきっかけです。彼は私より10歳年下のフランス人経営者で、周囲からはまた「そんなの無理だよ」と言われましたが、トントン拍子に結婚が決まり、6年前にフランスへ移住しました。
現在は46歳、3人の子ども(子連れ移住後に第二子、第三子を出産)の母をしながら、婚活アドバイザーとして活動しています。どん底だった私でもロジカルに行動しただけで、こんなにハッピーになれた。だからこそ「やれば必ず道はある」というマインドを、同じような状況で苦しんでいる人達に伝えたいという思いから、2019年から情報発信とアプリ婚活のサポートを始め、2021年からはIBJ系列の結婚相談所でも仲人としてサポートを続けています。これまでにお手伝いした方は、アプリと相談所を合わせて500名ほどになります。最初は私のキャリアはラッキーで挽回出来ただけだと思っていたのですが、ドン底の離婚から2ヶ月で幸せな結婚が決まった時に“これは偶然ではない”と思いました。その後同じやり方で、難易度の高いシングルマザーの方や50代女性を含めた、沢山の相談者様のキャリアアップや幸せな成婚を次々と叶えてきた今、自信を持って自身のメソッドでサポートしています。