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1兆円動かす元機関投資家が大切にする「勝負の時間」と結果を出すトレーダーの習慣リスト

リウム

 日本に20人足らず、たった数分で1兆円の取引をするインターバンクトレーダー。

 その経験者でTwitterでも絶大なる人気を誇るリウム氏の連続インタビュー第2回目。 

目次

勝負の時間は…。ビジネスマンにもチャンスあり

――結果を出すデイトレーダーがどのような1日を過ごしているか関心を寄せている人も多いです。リウムさんがスケジュール管理において重要だと思っていることはありますか。

 トレードを回避する時間を見つけることです。FXの場合は世界中の通貨が対象となるので、取引自体は24時間発生しています。しかし、ずっと取引に集中し続けることは不可能です。

 トレードを回避する時間、心身を休める時間をしっかりと作ることを常に意識しています。人は睡眠不足になると判断力が落ち、適切な決定ができなくなります。トレードを回避する時間を作ることは、トレードチャンスを探すことと同レベルで重要なことだと思っています。

――トレードを回避する時間はどのようにつくればよいでしょうか。

 自分にとって相場が読めない時間、読みにくい時間を理解することです。そういった時間は取引をしないと決めます。具体的な例をあげると、取引所のオープン時間は理解できない動きをする傾向があるので、私は大きな意思決定を避けています。

 取引のタームを考える時に、短期間の不規則な値動きは回避することも必要です。仮に自分が理解できない値動きによって利益を得たとしても、それは再現性がありませんから。

 あくまで私の一日スケジュールの一例ですが、日本の市場が動き出す朝8時くらいから活動を開始します。昼ごろに一度休憩を挟み、ロンドンやドイツの為替が動き始める16時ころに再開、そしてロンドン市場が閉まる26時前に一日の取引を完了するという流れが多いです。

――活動の中で特に注力している時間や、決断すべき時間の傾向はあるのでしょうか。

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