5年前に三菱商事株を約10万円買っていたら、今いくら?次の狙い目は地銀株!プロが解説「もし投資するなら、ここに注目」
本稿で紹介している個別銘柄:三菱商事(8058)、三井物産(8031)、伊藤忠商事(8001)、コンコルディア・フィナンシャルグループ(7186)、ふくおかフィナンシャルグループ(8354)、京都フィナンシャルグループ(5844)
資源価格に業績が大きく左右されるなどの理由で、総合商社株は長く割安銘柄として知られていた。しかしウォーレン・バフェット氏の投資などで注目が集まり、特に2024年の総合商社株は大きな上昇を果たしている。割安銘柄への投資は報われるのか?総合商社株とともに長く割安株の地位にある、地方銀行株の今後の行方が注目される。みんかぶプレミアム特集「最強株の選び方」第3回、【割安株】編ーー。
目次
かつての割安銘柄の代表、総合商社株。三菱商事株を5年持っていたら?
人気の就職先として知られるものの、資源価格に業績が大きく左右され、事業実態がよく分からないなどの理由から、かつて総合商社株はPBR1倍を割れるなど割安銘柄の代表的存在でした。そんな商社株に長期投資したらどうなっていたのでしょうか?
総合商社株として三菱商事(8058)を5年継続保有した場合を見てみましょう。以下が株価の推移です。
2019年3月末 1,024.6円