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10年前にビックカメラ株を6万円買っていたら、今いくら?優待狙いの注目3銘柄と、優待投資家が気をつけるべきたった1つのこと

本稿で紹介している個別銘柄:ビックカメラ(3048)、イオン(8267)、日本マクドナルドHD(2702)、ヤマダホールディングス(9831)、アスクル(2678)、すかいらーくHD(3197)

 魅力的な株主優待がある銘柄は、長期に渡り保有しやすい。長期保有で株主優待や配当を得ながら株価も上昇すれば理想的な展開だ。

 そのような理想的な銘柄は確かに存在する。株主優待を得ながらストレスなく長期投資ができ、結果として株価上昇の恩恵も得られる優待銘柄に注目してみよう。みんかぶプレミアム特集「最強株の選び方」全12回連載の第5回は【優待株】編ーー。

目次

株式保有を続けるモチベーションにつながる株主優待

 株式を保有すると、配当金に加えて、株主優待として自社製品などがもらえる銘柄も少なくありません。株主優待は日本の企業で多く採用されており、個人投資家の長期保有を促す手段として根付いています。近年では保有期間に応じて、優待内容を変える(長期保有の株主を優遇)銘柄も増えています。

 株主優待や配当金を得ながら株価も上昇すれば、理想的な状態です。また株主優待がある銘柄は、株主優待を楽しみに長期投資もできます。株主優待銘柄に長期投資したら、どのような結果になるのでしょうか?

ビックカメラ株を優待をもらいながら10年持っていたら、株価は何倍になっていた?

 家電量販店を全国に展開するビックカメラ(3048)は、100株の保有で年間3000円の株主優待チケットを提供しています(ビックカメラ、ソフマップ、コジマのグループ企業で利用可能)。また1年以上の継続保有で1000円分が追加され、更に2年以上の継続保有で2000円分が追加されます。

 ビックカメラ株を2018年から10年継続保有した場合、株価はどのようになっていたのでしょうか? 以下が株価の推移です。

2014年3月末 622円

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この記事の著者
石井僚一

金融・投資ライター 大手証券グループ投資会社への勤務を経て、個人投資家・ライターに。株式や為替の関連記事、IPO関連記事、資産運用記事などを執筆中。ブックライティングやインタビューも手掛けている。 Twitter:@writerIshii

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