上場企業CEOが明かす、AI時代に価値が爆上がりする「人間臭さ」のマネタイズ術――大企業とAIが侵食できない「超富裕層向けニッチビジネス」で稼ぐビジネス事例を暴露
AIの急速な進化や物価高騰を背景に、「会社員の給料だけでは将来が不安だ」「副業を始めたい」という声は日増しに高まっている。そんな状況下で、小学生にして月5万円、高校生で月50万円を稼ぎ出し、独自のビジネスを実践してきたのが、上場企業であるランサーズ株式会社の代表取締役社長CEOであり、数々のスモールビジネスを立ち上げてきた秋好陽介氏だ。
10代の頃から泥臭く実践してきた経験を活かし、これまで数々の事業を成功させてきた。そんな実体験に基づき「市場の歪みを見つける」鉄則から、AIを活用した起業術、さらにはプラットフォームに依存しない生存戦略まで、その全貌を語ってもらった。全5回の第5回。
みんかぶプレミアム連載「副業・スモビジで億り人に 令和の稼ぎ方新常識」
目次
月30万稼いでも、簡単に会社を辞めてはいけない理由
これまで4回にわたり、私が10代から積み上げてきた商売の勘所や、現代のAIを武器にしたニッチ市場の攻め方をお話ししてきました。自分自身の悩みを見つけ、AIを使って解決策を形にする。これを実践すれば、月に10万〜30万円という副収入を得ることは、決して夢物語ではありません。
ここまで読んだ方の中には、「よし、自分もAIで月30万円稼げるようになったら、さっさと辞表を出して自由になるぞ!」と意気込んでいる方もいるでしょう。でも、ここで私から、あえて強烈な警告をさせてください。
「月30万円稼げた程度で、簡単に会社を辞めてはいけません」。
なぜ、副業を推奨する私が「会社員という身分」に固執せよと言うのでしょうか。それは、AI時代だからこそ「ホワイトカラーの論理的・効率的な作業」がコモディティ化し、論理的な価値が買い叩かれる時代が来るからです。そんな時代に、デジタルの稼ぎだけで丸腰で独立するのは、あまりにリスクが高いのです。
サラリーマンの「社会的信用」をテコに資本家側へ回る
「じゃあ、いくら稼げるようになったら辞めていいのか?」と聞かれますが、私の基準では「最低でも月100万円」です。
では、AI副業で得た月30万円のキャッシュフローはどう使うべきか。そのお金で生活レベルを上げるのではなく、「自分のスモールビジネスを自動化・拡大するための投資」に回してください。
例えば、これまで自分がAIを使ってこなしていた作業を、今度はその月30万円を使って外部のフリーランスに外注し、完全に自分が手を動かさなくても回る組織を作るのです。会社員としての安定した給料(命綱)があるからこそ、副業の売上を全額事業に再投資するアグレッシブな勝負ができます。会社は単に給料をもらう場所ではなく、「生活の不安をなくし、ノーリスクで事業を1億円に育てるための最強のセーフティネット」だと割り切る視点を持ってください。