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「もう無理、別れたい」その一言ちょっと待って!準備ゼロの離婚宣言が招く“絶望的なマネートラップ”

 離婚を考えたとき、多くの女性は「まずは夫に素直な気持ちを伝えなければ」と思い込んでしまう——しかし、その思い込みが、その後の人生を大きく損なわせることがある。長年我慢を重ねて決意したとしても、夫側は全く離婚など考えていないことがほとんど。感情の勢いで口に出した途端、相手に先手を打たれ、受け取れるはずの資産や条件を失ってしまうケースは少なくないという。

 数多くの離婚相談を受ける離婚カウンセラー・行政書士の森本由紀氏は、「離婚を考え始めた段階でやるべきことは、感情の整理より先に『数字』の確認だ」と警鐘を鳴らす。では、切り出す前に絶対に揃えておくべき「3つの条件」とは何か。そして、精神的に限界を迎えた際、損をせずに距離を置くにはどう相手に伝えればいいのか。

 今回は森本氏に、相手に主導権を握らせないための事前のマネー戦略と、迷っている段階での「正しい専門家の選び方」について話を伺った。全3回の第1回。

みんかぶマガジン連載「絶対に損はしたくない!泥沼離婚のマネー戦略」第5回

目次

離婚を考え始めたら、まず「お金と住む場所」を確認する

——離婚を考え始めた女性に、まず伝えることはありますか?

「最初に必ずお伝えするのは、夫は同じように思っていないことがほとんどだということです。私のところには男性の相談者も半数ほどいるのですが、そのほとんどが妻に離婚を切り出されて、何とか円満にしたいという方です。40代から50代の女性が長年我慢を重ねてきた末に決意しても、夫側は離婚まで考えていないことが多い。それなのに感情的になった勢いで口にしてしまうと、相手はそこから動き始めます。弁護士に相談したり、資産を整理し始めたり。こちらがまだ何も準備できていない段階で、相手だけが先に動いてしまうことになる。だから離婚を考え始めたとしても、口に出すのは準備が整ってからです」

——離婚を考え始めた段階で、まず何をすべきでしょうか?

「まず手をつけるべきは、お金と住む場所の確認です。自分名義の預貯金がいくらあるか、毎月どれだけ収入を得られるか、離婚後に住む場所はあるか。この3点が揃っていなければ、切り出すタイミングではありません。目安として、生活費の半年分程度の資産があること、毎月の生活費を自分の収入で賄えることが最低ラインです。資産は使えばいずれ尽きますが、収入は続く限り生活を支えます。専業主婦であれば、まず仕事を確保することが先決です。収入の見通しが立って初めて、離婚の準備が始まったと言えます」

 離婚を考え始めた段階でやるべきことは、感情の整理より先に数字の確認だ。資産・収入・住む場所、この3つが見えていない状態で動き出すと、後から選択肢が狭まってしまう。

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