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鈴木おさむ「スマスマ終了で違和感生まれた」相次ぐテレビマンの「辞める」について「40歳を過ぎると“ソフト老害化”していく」定められた宿命

 大学を中退して放送作家となり、数々の人気番組に携わってきた鈴木おさむ氏が、3月31日をもって放送作家を辞める。先日発売された最初で最後のビジネス書『仕事の辞め方』(幻冬舎)には、なぜこれまでのキャリアを捨て、新しい道に進もうとしているのかという経緯に加え、「仕事を辞める」と想像することで起こる“ポジティブな変化”が書かれている。

 そんな鈴木氏が身を置いてきたテレビ業界では、近年、有名・有力社員の「退社」が相次いで報じられている。テレビ東京から独立した佐久間宣行氏、日テレで『有吉の壁』を手がけた橋本和明氏など、名の通ったテレビマンが次のステージへと移行。みんかぶプレミアム特集「日本・世界経済こう変わる」第6回では、鈴木氏がテレビ業界にいま起きている変化と、世のサラリーマンに向けた「何かを辞める」ことの良さを説く。

目次

『SMAP×SMAP』の終了によって“違和感”が生まれた

 まず僕が32年間続けてきた放送作家の仕事を辞めるという理由についてなんですけども、1996年から20年間続けてきた『SMAP×SMAP』という番組が悲劇的な結末で終わってしまったこと。それは、やはりきっかけとして大きいですね。

 終わってからも、自分の中で改めて「頑張ろう」と思って、たくさんの魅力的な仕事をさせてもらっていたんですけども、どこかモヤモヤしているというか、「120%のスイッチが入りづらい自分」がいるんです。もちろん、目の前の仕事には全力で向き合っているけど、ずっと変だなっていう感覚を持ちながら過ごしてきました。

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この記事の著者
鈴木おさむ

放送作家。1972年、千葉県千倉町(現南房総市)生まれ。高校時代に放送作家を志し、19歳でデビュー。バラエティーを中心に数々の人気番組を構成。2002年には、森三中の大島美幸さんと結婚。「いい夫婦の日」パートナー・オブ・ザ・イヤー2009受賞。主な著書に、結婚生活を綴った『ブスの瞳に恋してる』(マガジンハウス)、『ハンサム★スーツ』(集英社)、『テレビのなみだ』(朝日新聞出版)など

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