配当金で年間100万円男が一番大切にする「マイルール」…ポートフォリオの最強基盤になる8つの銘柄
リーマンショックでの失敗を機に、配当株を中心とした投資手法を確立した投資家・配当太郎氏。今年2月に出版した初の著書『年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資』(クロスメディアパブリッシング)もSNSで評判となり、早くも5万部を突破。日経平均がバブル後最高値を更新し、日本株も注目を集めているなか、「配当株投資なら無謀な株の売り買いをせずに、充分な恩恵を受けることができる」という。配当太郎氏が語る、今すぐに仕込んでおきたい「配当株投資」の魅力とは――。
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毎年10~15%のペースで配当金が増えている
「配当株投資」とは、企業から株主に分配される「配当金」によって利益を得る投資スタイルのことを指し、私はキャピタルゲイン(売却益)ではなく、インカムゲイン(配当金)で主に利益を得ています。投資歴は今年で17年目になります。もともとは学生だった2006年の夏に、バイトや貯金でつくった100万円を元手に投資を始めました。当時は未成年でしたが、親の同意があれば証券口座の開設が可能でした。
ライブドアショック直後で株価も底値だったこともあり、ほとんど何も考えず、「これが上がりそうだな」「何か勢いあるな」という銘柄を適当に買って売るようなスタイルでしたが、すぐに100万円ほど儲けることができました。ただ、そのあと2008年のリーマンショックで、保有していた銘柄が大暴落し、資産は3分の1になりました。目の前が真っ暗になるような絶望感でしたが、メガバンクや大手通信キャリアから得た数千円や数万円の配当金に気持ちが救われたのを覚えています。これをきっかけに、今まで気にしていなかった配当金のありがたみを知ったことが、今につながっていると思います。