親も試されている!中受プロが教える志望校合格につながる「魔法の質問」

御三家、大学付属校、新興共学校、伝統的な別学校・・・。私立中学校には数多くの魅力的な学校が存在する。そのなかで、あなたは何校に足を運んだことがあるだろうか。
「中学受験の目的は、わが子に合った中高6年間を手に入れること。それなのに、学校を見て、肌で感じないのはもったいない。現地に行くことで、新しい併願校が見つかったり、子どものモチベーションに繋がったりすることも多いのです」
そう語るのは、中学受験過去問の出版社として知られる声の教育社 後藤和浩社長だ。
「学校の説明会や入試報告会では、具体的な勉強のアドバイスなど受験にプラスの情報を聞けることもあります。大学進学へのサポート体制など、入学前に知っておきたい情報も入手できるので、行かない手はありません」
今回は学校説明会、文化祭、合同相談会などの賢い使い方を伺った。ぜひ受験校選びに役立ててほしい。全3回の第3回。
目次
疑問点や深く聞きたいことをメモ
多くの親御さんにとって「学校説明会で何を聞いたらいいかわからない」かもしれません。「こんなことを聞いて失礼じゃないかな」「これは聞いていいのかな」など不安になる気持ちはわかります。
しかし、せっかくの学校の担当者に直接話しを聞ける機会ですから、踏み込んだ質問をしてみましょう。学校としては、説明会を通じて自校に興味を持ってほしいですし、お得な情報も持って帰ってほしいと思っているので、情報開示には積極的です。
できれば先にパンフレットやHPをじっくり読み、そこで生まれた疑問点や深く聞きたいことをメモしておきましょう。
下記のような質問は、聞いてみることをおすすめします。