「AIに丸投げしたES」は一瞬でバレる。大手6社内定者が教える、生成AIの“正しい距離感“と学歴コンプを武器に変える逆転の論理
「AIに書かせれば楽できる」――そんな甘い考えが内定を遠ざけていると、大手複数内定者の「2年目モンスター@な」氏は断言する。面接官はAIが作った血の通わない文章を即座に見抜き、一貫性のない経歴の違和感を見逃さない。
しかし、AIを「最強の壁打ち相手」として使いこなし、負い目のある経歴を「向上心の証明」として再定義できれば、それは誰にも真似できない武器になる。本稿では、バレたら終わりのAI活用の落とし穴から、自分に合う企業を最短で見つける泥臭いアクションまでを徹底解説する。
※この記事は、みんかぶプレミアム連載「27卒就活、これだけやればうまくいく――逆転内定の勝ち取り方」の一部です。
目次
「AIに書かせたES」はなぜ一瞬でバレるのか?
最近は就活に生成AIを使うのが当たり前になっていますが、AIに丸投げした文章は、面接の場で高確率でバレてしまいます。私は人事ではありませんが、現在働いている会社で面接の議事録を取る機会がありました。そこで気づいたのは、ESに並んでいる立派な言葉と、本人が話す言葉遣いや熱量が全く噛み合っていないケースが非常に多いということです。
面接官からすれば、「この素晴らしいエピソードに対して、本人は何も感情を抱いていないんだな」ということが、少し対話をしただけで透けて見えてしまいます。「WEBテストの点数は良いし、AIを使ったから書類は通ったんだろうな」という裏側まで完全に見透かされた状態で、その後の厳しい深掘り面接を勝ち抜くのは不可能です。いくら論理が通っていても、AIが作った文章には、あなた自身の「人間味」が全く宿っていないからです。
大手内定者がAIをどう使っていたか。「丸投げ」との決定的な違い
もちろん、AIを使うこと自体を否定するつもりはありません。むしろ、膨大な企業を受ける中で作業効率を極限まで上げるためには、積極的に活用すべきツールです。ここで最も大切なのは、AIとの適切な距離感を保つことです。全体の構成案を作ってもらったり、情報の整理をAIに頼ったりするのは構いませんが、最終的な修正は必ず自分の手で行う必要があります。
特に、面接官に深掘りしてほしいポイントや、自分の感情が大きく動いた箇所だけは、AIが出力するありきたりな表現に頼らず、必ず自分の泥臭い言葉で書き直すべきです。さらに、作成した文章を先輩に見せて添削をもらったり、模擬面接を通して実際に口に出してみたりして、反応が良かった言い回しを少しずつESに反映させていく。こうした「人間を通したチューニング」こそが、AIの利便性をフルに活かしつつ、面接本番でボロが出ないESを作り上げる唯一の方法となります。
では、AIの使い方が整ったとして、「経歴そのものに引け目がある」場合はどう向き合えばいいのか。実はこれも、伝え方次第で大きく変わります。