「アプリ開発」こそが働く女性にとって最適な選択肢になる理由…初月250万円を達成したママエンジニアが注目する市場
「プログラミング経験がないと、アプリを作るなんて無理だ」――そんな常識は、生成AIの進化によってすでに過去のものとなった。ソフトウェアエンジニアのなつみかん氏は、非エンジニアの母親たちが集うコミュニティ「生成AIママ部」を主宰し、多くの女性が自身のプロダクトを世に送り出す支援を行っている。
本稿では、AI時代に取り残されないための意外なアプローチから、女性に「アプリ開発」を勧める切実な理由、未開拓の巨大市場の正体、そして誰もが人生の主導権を取り戻すために今日からできる習慣と未来の展望について語っていただいた。全3回の最終回。
みんかぶプレミアム連載「副業・スモビジで億り人に 令和の稼ぎ方新常識」
目次
「AIを学ばなきゃ」は間違い? 時代に取り残されないために、今すぐやるべき“意外な行動”
事務職やルーティンワークで時短勤務をしているママさんたちは「今のままでは数年後にAIに乗り遅れてしまうのではないか」と焦る方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、私は全く焦る必要はないと思っています。むしろ、今与えられた作業やルーティンワークをしっかりこなし、その業務に対する「解像度をバキバキに上げていく」ことが必要と考えています。
AIの技術は次から次へと新しいものが出てくるので、「今学ばなきゃ」と無理をするより、現場の課題を深く理解しておくことが重要です。そうすれば、いざ「AIを使って今の業務の非効率な部分を解決するサービスを作りたい」と思った時に、その強烈な解像度を武器に、いつでもAIをキャッチアップして形にできるからです。
今は焦らず「自分の目の前にあることの解像度を上げる」ことに集中して大丈夫です。
「アプリ開発」こそが働く女性にとって最適な選択肢になる理由
スモールビジネスには様々な形態がありますが、私は「アプリ開発」こそが、育児をしながら働く女性にとっておすすめの選択肢だと考えています。
最大の理由は、作業量や進め方のすべてを自分自身でハンドリングできる点にあります。育児をしていると、保育園からの突然のお迎え要請や、子どもの体調不良など、予測不可能な事態が日常茶飯事です。
組織に属していると、その都度周囲への調整が必要になりますが、個人開発なら「今、この瞬間にできることをやる」という柔軟な働き方が可能になります。
ボタン1つで世界へ。日本市場の限界を超え「外貨を稼ぐ」という生存戦略
個人開発には売上を積み上げていける「ストック収入」としての安定性があります。一度サブスクリプション(月額課金)モデルを構築できれば、それが毎月の安心材料に変わります。
そして何より驚いたのは、グローバル市場へのアクセスの容易さです。アプリ開発なら、ボタン1つで世界中に公開できます。実際、私のアプリをグローバル展開した際、単価を日本市場の3倍に設定してみましたが、それでも購入してくださる海外ユーザーが多くいました。
「日本市場だけでは不安」と言われる時代において、個人であっても簡単に外貨を稼ぐルートを構築できます。
AIとアプリ開発を組み合わせることは、単なる副業の枠を超えた、これからの時代を生き抜くための強力な生存戦略になると考えています。