コスメティック田中がYouTubeを始めたきっかけと「ほぼやらなくなった」理由…今後の復帰について本人に聞いた
会社員として働きながらYouTubeを始め、毎月数万円でも収入を増やせないか。そう考えても、収益化までにどれだけ時間がかかり、どの程度の登録者や再生数が必要なのかは、外からは見えにくい。
YouTubeチャンネルを登録者数十万人規模まで成長させたコスメティック田中氏も、会社員と並行して動画投稿を始めた一人だ。その後、登録者数十万人までチャンネルを伸ばした田中氏は、現在、以前ほど頻繁には動画を投稿していない。なぜYouTubeを始め、どこまで稼げるようになり、そして投稿を減らしたのか。全5回の第1回では、その一連の経緯を聞いた。全5回の第1回。(取材日:9月11日)
みんかぶプレミアム連載「YouTubeはまだ稼げるのか」
「何も持っていない」新卒会社員がYouTubeを選んだきっかけ
――そもそも、動画で発信しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか。
YouTubeを始めたのは、大学を卒業する頃ですね。当時は、自分には本当に何もないと思っていて。そういう人が何かで目立とうとすると、ブログとかYouTubeとか、何も持ってなくても始められるものに目が向くと思うんですよ。
僕も中学、高校ぐらいからずっとYouTubeを見ていて、なんとなく憧れがあったので、「じゃあ自分もやってみるか」ぐらいの感じでした。時期的にコロナ禍と重なって、「今からYouTubeを始めるとうまいぞ」みたいな話が出ていたこともあったので、タイミングも良かったのかなと思いますね。
――会社員として働きながら、趣味の延長で始めたのでしょうか。
いや、趣味というよりは、かなり比重を置いてました。新卒で入った会社は1年で辞めて、もう少し柔軟に働ける環境へ移りました。当時は、YouTubeが軌道に乗ったら、そっちへ行くのもありかな、ぐらいには考えていました。
その頃の動画には、職場で残業している先輩を撮ったものもあります。いきなり知らない会社へカメラを持ち込んだわけではなくて、大学時代からアルバイトしていた会社だったので、本当に仲間内というか、もともと知っている人たちを撮ってたんですよね。働いている場所や身近な人間関係も、社会人版の動画を作る材料になっていた感じです。
TikTokフォロワー1万人まで伸びても続かなかった。コスメ発信で気づいたこと
――最初から、現在のようなひとり行動の動画を投稿していたのですか。
実は、最初はYouTubeじゃなくてTikTokだったんです。「コスメティック田中」という名前の通り、化粧品の情報を出そうと思って始めました。フォロワーは1万人ぐらいまで増えて、TikTok内のコンテストみたいなもので賞をいただいたりしました。
ただ、当時は投稿するだけでは収益にならなくて。案件とかしていたら稼げたのかもしれないですけど、僕は特にやってなかったですね。
――1万人まで伸びたのに、なぜYouTubeでは別の題材を選んだのでしょうか。