コスメティック田中が考える、会社員の「副業YouTube活用法」仕事の経験を生かして稼ぐ方法
長い動画ほど評価される。高価なカメラほどきれいに撮れる。YouTubeを始める前には、そうした「正解」が気になりやすい。だが、それに合わせようとするほど、動画を一本出す負担は大きくなる。
コスメティック田中氏も、長い動画が優遇されていると感じた時期から、10〜12分程度の動画を作るようになった。その結果、投稿までの腰は以前より重くなったという。一方で、撮影機材は最初から現在までスマートフォンが中心だ。
全5回の第4回では、動画尺と機材の選び方、投稿者が専門化した現在の市場、そして会社員経験を動画の強みに変える方法を聞いた。全5回の4回。
みんかぶプレミアム連載「YouTubeはまだ稼げるのか」
10〜12分へ延ばすほど、投稿までの腰は重くなった
――動画の長さは、どのように決めていましたか。
途中から、明らかに長い動画の方が優遇されてるなと感じる時期がありました。僕もその頃から、8分以上というより、10分とか12分ぐらいの動画を出すようになったと思います。
ただ、その分、動画を上げるまでの腰は普通に重くなりましたね。長い動画を作ろうとすると、撮影する内容も編集する量も増えるじゃないですか。それでいて、長い動画の優遇がもう終わったのか、まだ続いているのか、みたいな話もある。なので、これから始める人は、最初から尺を気にしすぎなくてもいいのかなと思います。
――動画の長さや機材は、収益化に有利な正解を調べてから決めるべきでしょうか。
いや、まずは一旦やってみる方が大事だと思います。よく、YouTubeを始めたい人から「カメラはどうするんですか」と聞かれるんですけど、全然スマホでいいと思いますよ。僕も最初はスマートフォンでしたし。
尺とか機材の正解を探して動けなくなるより、手元にあるもので一本作った方がいいと思います。最初から10分以上の動画を作ろうとして、一本も出せなくなる方がもったいないと思いますね。
片手間の投稿者が減り、「極めた人」が残る市場へ
――2020年頃と比べて、現在のYouTubeはどう変わったと感じますか。
職業系のYouTuberが増えて、本当にその分野を極めた人が戦う場所になってきた感じはありますね。料理研究家のYouTuberとか、ReHacQみたいなちゃんとした番組とか、カノックスターさんみたいに形式を作って高い頻度で投稿する人が残っている。僕みたいに、軽いノリで片手間にやってます、という人は、スッといなくなっているように見えます。
ただ、それも今がそういう時期なだけで、長期的にはまた変わるかもしれないですけどね。YouTubeっていうプラットフォームの機嫌にずっと合わせていると、自分の人生まで握られちゃうじゃないですか。僕はYouTube一本に人生を委ねるより、自分でコントロールしたいので人生が主役で、YouTubeは脇役、ぐらいの感覚です。