副業初心者がX運用で最初に決めるべきこと…AI時代のSNS運用で求められる“上流スキル”とは
良い商品を作れば売れる。役立つnoteを書けば読まれる。毎日Xを更新すればフォロワーが増える――。SNSを使った副業に挑戦すると、つい「良いものを作り続ければ、いつか自然と人が集まる」と考えてしまいがちだ。
しかし、SNSマーケティングやAI教育事業を手がけるわど氏は「ただ書くだけでは絶対にダメ」と指摘する。自身もコンテンツビジネスを始めた当初からXを活用し、SNSマーケティングを実践。現在は企業や個人に向けたSNSマーケティング支援も手がけている。
初心者はX、Threads、Instagram、YouTube、noteを全部始めるべきなのか。投稿数は多ければ多いほどいいのか。全5回の第4回では、AI時代のSNS集客で押さえておくべき基本を聞いた。
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発信は1つのSNSに絞るべき理由
副業初心者であれば、最初から複数のSNSに手を広げる必要はありません。むしろ、私は最初は一つの媒体に絞った方がいいと思っています。
X、Instagram、Threads、YouTube、noteなど、今は発信できる場所がたくさんあります。ただ、本業を持ちながら副業に取り組む人は、使える時間が限られています。その中で複数のSNSを同時に始めると、投稿を作るだけで時間を取られ、どの媒体も中途半端になりやすいんですよね。
まずは、一つの媒体に集中して、「どんな投稿なら反応されるのか」「自分はどんなテーマなら継続できるのか」を理解することが重要です。
発信を続けていけば、反応が取れるテーマや投稿の型、自分なりの運用方法が少しずつ見えてきます。まずはそこで一つの勝ちパターンを作る。その後に、うまくいった内容をほかのSNSへ横展開すればいいと思います。
初心者であれば、私はXを勧めることが比較的多いです。テキスト中心なので投稿を作りやすく、発信を継続するハードルもそこまで高くありません。文章でしっかり情報を届けたいのであれば、noteも始めやすい媒体です。
大切なのは、「XもInstagramもYouTubeもやらなければ」と焦らないことです。
副業を始めたばかりの段階では、広く浅く手を出すより、まず一つのSNSをきちんと続けた方がいい。一つの媒体で「どうすれば人に届くのか」を理解できれば、その経験はほかの媒体にも応用できます。
副業初心者ほど、最初は“広げる”のではなく“絞る”。まず一つのSNSで成果を出すことに集中するのが、結果的には一番効率のいい進め方だと思っています。
noteは「書けば読まれる」わけではない
noteは始めやすい媒体ですが、記事を書けば自然と読者が集まるわけではありません。
たとえば、知名度がない状態で質の高い記事を10本書いたとしても、そもそもその記事の存在を知られていなければ、読んでもらうことは難しいですよね。
ここが、コンテンツ制作とマーケティングの違いだと思っています。
良い記事や商品を作ることと、それを知ってもらうことは別の仕事です。どれだけ中身が良くても、読者や購入者に届かなければ価値は伝わりません。
だから、コンテンツを作るときは「何を書くか」だけではなく、「どうやって知ってもらうか」まで考える必要があります。
どこで認知してもらうのか。どうやって興味を持ってもらうのか。そして、記事を読んだ後にどんな行動につなげたいのか。
たとえば、Xからnoteへ誘導するのか、noteをきっかけにプロフィールを見てもらうのか、そこから商品やサービスを知ってもらうのか。こうした導線まで含めて設計して初めて、コンテンツがビジネスにつながっていきます。
「良いものを作れば自然に広がる」と考えるのではなく、作ることと届けることを分けて考える。コンテンツ販売やSNS集客では、この視点がかなり重要です。