AI時代に仕事が減る人、増える人の決定的な違い…副業で稼ぎたいなら本業を本気でやるべき理由
文章を書く、画像を作る、動画を編集する――。かつては専門スキルを持つ人に外注していた仕事を、生成AIによって社内で完結できる場面が急速に増えている。「AIを使える人」の需要が高まる一方で、AIを使って作業するだけの仕事そのものは、今後減っていく可能性もある。
では、AI時代に副業を始めるなら、どんなスキルを身につければいいのか。SNSマーケティングやAI教育事業を手がけるわど氏は「AIを使えることは、今後は当たり前になる」としたうえで、「AI+自分の専門性」を持つことが重要だと指摘する。
全5回の最終回では、AIによって減っていく仕事と、それでも価値が上がる人材の違い、さらに副業で遠回りしないための「環境の選び方」を聞いた。
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AI時代に仕事が減る人、増える人の決定的な違い
これからAIを使った仕事を考えるのであれば、「AIが使えます」というだけでは、通用しにくくなっていくと思っています。
たとえばAIライターです。単純な文章作成であれば、企業側でもAIを使って対応できる場面が増えています。画像制作や動画編集も同じで、「作れること」だけでは差別化しにくくなります。
これから必要なのは、「AI+何か」の専門性を持つことです。AIマーケターならマーケティングを理解している。AIコンサルタントなら企業の業務を理解し、どこにAIを導入すれば成果につながるのかを考えられる。
AIを使えることが前提になっていきます。そこに自分自身の専門性や強みを掛け合わせ、「AIを使って何を実現できるのか」まで示せる人の価値が高まっていくと思っています。
AI副業で結果が出ない人が陥る「勉強しすぎ」の罠
AI副業を始めようとしている人の中には、勉強だけで止まってしまう人もいます。
新しいツールが出たら学び、新しいモデルが出たらまた勉強する。そうしているうちに、何カ月経っても案件に応募していない、商品も作っていないという状態になってしまうんです。
AIは変化が速いので、すべてを覚えてから始めようとしても終わりがありません。
私自身も、全部を学び終えてから事業を始めたわけではなく、実際に使いながら試行錯誤してきました。今でも新しい情報を学び続けています。
だから大切なのは、「勉強してから実践する」のではなく、「まず実践して、必要になったことをその都度学ぶ」ことです。
AI副業で成果を出したいなら、知識を増やすことだけで満足せず、案件への応募や商品づくりなど、実際の行動に移すことが重要だと思っています。
スクール・コミュニティ選びで失敗しないための2つのポイント
AI副業を始めるからといって、必ずスクールやコミュニティに入らなければいけないわけではありません。自分で情報を集め、実践しながら進められるのであれば、それでもいいと思います。
一方で、一人では続けにくい人や、必要なときに方向修正をしたい人にとっては、相談できる相手や一緒に取り組む仲間がいる環境も選択肢になります。
もしスクールやコミュニティを選ぶのであれば、確認したいポイントは大きく2つあります。
1つ目は、サポート体制です。主催者がどの程度関わっているのか、分からないことがあったときに誰へ相談できるのか。名前だけ有名な人が前面に出ていても、実際にはほとんど関われないケースもあります。
2つ目は、参加した人が実際にどう変わったのかです。副業収入を作れたのか、案件を獲得できたのか、新しい仕事ができるようになったのか。具体的な事例を見たうえで、自分が目指す状態に近い人がいるかを確認する。
「有名だから」「価格が高いから」といった理由だけで決めず、サポート体制と参加者の変化を見て、自分に合った環境かどうかを判断することが大切です。