中学受験生小6秋時点の模試の合格判定がそこまでアテにならない理由…小6秋以降、偏差値を爆上げするための基礎問題集の解き方のポイント
中学受験本番までもう半年をきった。Xフォロワー数は3.5万人を超え、都内で個別指導塾を運営する「中学受験を考える塾長」氏に、小6の中学受験生が秋から“第一志望合格”を目指すためのロードマップを余すところなく語っていただいた。全2回の第2回。
みんかぶプレミアム特集「秋から偏差値爆上げ! 逆転の中学受験戦略」
「社会は後回しでいい」。理科の“完璧主義”が命取りになる
秋以降、過去問演習と並行して知識の総完成が求められますが、ここで多くの親御さんがパニックに陥ります。あれもこれも手をつけて、結局どれも中途半端になってしまうのです。
はっきり言いますが、11月くらいまでは「算数」と「理科」を徹底的に優先したほうがいいです。社会は一番最後、後回しでも構いません。暗記科目だからこそ、直前期の詰め込みがギリギリまで効くからです。
そして理科についてですが、理科は「物理・生物・化学・地学」と約40個もの幅広い分野があります。真面目な家庭ほど「全部完璧にやらなきゃ」と思いがちですが、すべての分野を完璧にできる小学生なんて、よほどのトップ層でない限りいません。
例えば、「複雑な回路の電流計算がどうしてもできない」という子がいたとします。まだ基礎すら固まっていない段階で、出題されるかも分からない難問に時間を溶かすのは非常にリスキーです。できない分野は思い切って基礎だけに留め、確実に点が取れる得意分野を伸ばす。その「捨てる勇気」が、結果的に総合点を引き上げることになります。