フォロワー数11万人のカリスマ投資家の米国株ポートフォリオ レバレッジをかけている金融商品と注目銘柄ビッグ7

投資系ブログ『全力米国株が全力で米国株に突っ込むブログ』が30〜40代のサラリーマンを中心に支持を集めている。
個人投資家である全力米国株氏(Twitter @komcdspxl)は2018年から米国株への投資を始め、5年間で約3,000万円の含み益を生み出したという。
米国株に絞って投資を続ける全力米国株氏に、みんかぶマガジンが初の連続インタビューを実施。前回の記事では、彼の投資遍歴や資産を増やすためのマイルールについて話を聞いた。 第2回目となる今回は、同氏が考える米国株投資における最強のポートフォリオについて紹介する。
結局のところ米国株と人的資本の組み合わせがもっとも信頼できる
――前回「人的資本」もポートフォリオに組み込むという興味深い話を伺いました。今回はリスク資産となる各銘柄について具体的なポートフォリオを教えていただけますか?
人的資本を省いたポートフォリオでは、大まかに「レバレッジ3倍ETF:米国個別株:1倍 ETF等=50:30:20」という割合を維持するように運用しています。
約50%を占める「レバレッジ型3倍ETF」は、TQQQ(NASDAQ100連動ブル3倍)とSPXL (S&P500ブル3倍)とTECL(テクノロジー株ブル3倍)の3つを主力にしています。
――レバレッジ3倍ETFに投資をしている理由は?
レバレッジ投資は万人向けではないので真似しないでください、という前置きをした上で理由を言いますと、「自身の人的資本に比べてリスク資産が小さいので、レバレッジをかけてリスク資産を大きくしてポートフォリオ全体で分散してバランスを取っているから」という事になるかと思います。
――理由はリスク分散という意味でしょうか。
はい。人的資本に偏重したポートフォリオもまた健全とは言い難く、かといって5,000万円弱のリスク資産では私個人の人的資本に対して金額が小さいと考えています。そのため5,000万円弱のリスク資産にレバレッジを掛けて大きくし、人的資本とのバランスを取ってリスクを人的資本から株式投資へ分散しているイメージです。