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もう防衛株では儲からない? 逆張り投資家が注目する「大化けを狙う」銘柄

(c) AdobeStock

本稿で紹介している個別銘柄:QPSホールディングス(464A)、アクセルスペース(402A)

 高市早苗政権の誕生を受けた直近の株高は、期待が先行しやすい局面だ。だからこそ、浮かれずに、冷静なリスク管理で向き合いたい。

 とはいえ、嵐が過ぎ去るのをただ待っているだけでは、この大相場のチャンスを取り逃がしてしまう。

 地に足のついた投資を実践する「おしん」氏は、すでに次の成長の芽を見据え、着々と戦略を組み立てているという。

 本記事では、高市政権下で恩恵を受ける投資テーマから、独自の銘柄発掘法、そして数年先の日経平均の展望まで。明日からの行動に落とし込める投資ノウハウを、具体的に語ってもらう。インタビュー連載全3回の第2回。

目次

“ど真ん中”の国策銘柄ほど危ない理由

ーー高市政権下で恩恵を受けるセクターとして、世間では連日「防衛」や「半導体」がもてはやされています。素直にこれらの中心銘柄を買っておけば、手堅く利益を出せるのでしょうか。

 今後の注目テーマとしては、おっしゃる通り「防衛」をはじめ、「半導体」「インフラ」、そして「円安恩恵セクター」の4つが大きな柱になると考えています。

 なかでも半導体は、今後も国策の成長の核となり、供給網の強化が加速していくはずです。

 ただ、私自身は今すぐ半導体や防衛の中心銘柄を保有しようとは思っていません。なぜなら、すでにチャートが高値圏を推移している銘柄があまりに多いからです。

ーーすでに高い評価を受けているということは、裏を返せば、それだけ多くの投資家から安全だと思われている証拠でもありますよね。それでも避けるべきなのでしょうか。

 たしかに優良銘柄であることは間違いありませんが、高値圏にあるということは、一度調整が入ると一気に下落し、個人投資家が振り落とされるリスクが高いということです。

 私は成長性以上にバリュー(割安感)を重視しています。シンプルに相場の過熱感が収まり、高値づかみにならないタイミングがくるまでは、これらのセクターの中心部には手を出さず、じっと待つのが得策だと考えています。

防衛株はもう遅い!勝ち筋は、セクターの“掛け算”

ーー中心銘柄が高値圏にある中で、ただ調整を待っているだけでは資金効率が悪い気もします。高値づかみを避けながらも、上昇相場の恩恵を受ける具体的なアプローチはあるのでしょうか。

 そこで有効になるのが、単一のテーマで銘柄を探すのではなく、“テーマの掛け算”をして視点をずらすという戦略です。

 例えば「防衛」というテーマ単体で見ると、すでに主要な防衛関連銘柄は買われすぎています。

 ですが、「防衛×〇〇」と別のセクターを掛け合わせることで、まだ市場から発見されておらず、安値で放置されている出遅れ銘柄が見えてくるのです。

ーーなるほど。ジャンルを横断して考えるのですね。おしんさんが今、防衛と掛け合わせるべきだと考えている具体的なセクターは何でしょうか。

 私が今もっとも注目しているのは「防衛×宇宙」の掛け算です。

 国策として防衛費が投入されていく中で、宇宙空間を活用した安全保障の分野には確実に大きな資金が流れていきます。この交差点にいる企業こそが、次のブルーオーシャンになると見ています。

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この記事の著者
おしん

兼業投資家。2015年に持株会で投資を始め、2020年のコロナショックを機に本格参入。500万円の損失を経験後、「ボリンジャーバンド」を用いた逆張り投資スタイルを確立。2023年のXでの「100万円チャレンジ」で投資は自分との戦いだと痛感。失敗を教訓に、逆張り、銘柄特性の活用、レバレッジの慎重な運用を軸とした独自のルールを構築。(@oshinchan93)

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