「東京23区は高すぎる」と諦める前に!世帯年収1,000万〜1,500万円で手が届く都内屈指の穴場大公開
「東京23区内のマンションは高すぎて絶対に買えない」――。連日報道される「億ション」のニュースやSNSの情報に触れ、初めから都内での購入を諦め、無意識のうちに選択肢から外してしまっている人は少なくない。しかし、その思い込みを捨ててフラットに相場を見渡すと、都心へのアクセスが抜群で再開発も進んでいるにもかかわらず、郊外の人気エリアと同等の価格帯で手が届く「穴場」が密かに存在している。
これまでの連載では、高騰する浦和相場のリアルや、条件の「引き算」による物件選び、将来を見据えた住み替え戦略についてお伝えしてきた。第4回となる今回は、再び視点を広げ「都内の穴場エリア」に焦点を当てる。
資産価値も利便性も高いのに、なぜか価格が抑えられているエリアの謎。不動産市場に潜む「ネガティブな歴史的背景」を逆手にとり、圧倒的なコストパフォーマンスを手にする合理的な家探しについて、浦和ゆーすけ氏に解説してもらった。全5回の第4回。
※この記事は、みんかぶプレミアム連載「マンション・住まいで稼ぐーーシン富裕層への黄金ルート」の一部です。
目次
「東京23区=高すぎる」という先入観を取り払う
確かに、都心の一等地や誰もが憧れるような人気のブランドエリアは、多くの方にとって手が届きにくい価格帯になっています。テレビのニュースやSNSなどでそうした「億超え」の高額な物件の情報ばかりを目にしていると、無意識のうちに「東京23区内=高すぎて絶対に無理」という強烈な先入観が植え付けられてしまいがちです。
ですが、一度その思い込みを取り払い、フラットな視点で都内の路線図や相場をじっくりと見渡してみると、状況は少し変わってきます。実は、都心へのアクセスが抜群に良く、街の再開発も進んでいて非常に便利であるにもかかわらず、郊外の人気エリアと変わらないような、現実的な価格帯で手が届くポテンシャルの高いエリアが密かに存在しているのです。
最初から「都内は高い」というニュースのイメージだけで選択肢を狭めてしまうと、本来であれば手が届くはずの素晴らしい住環境を見落としてしまうことになりかねません。
資産価値も利便性も高いのに、なぜか価格が抑えられているエリアの謎
では、なぜ都内でそれほど利便性が良く、条件も整っている場所が、比較的安く推移しているのでしょうか。不動産市場において、明確な理由もなく安い物件やエリアというのは存在しません。必ず何かしらの理由があります。
こうしたエリアの価格が抑えられている最大の理由は、建物のスペックが低いからでも、現在の利便性に問題があるからでもありません。答えは「その街が背負っている過去の歴史とイメージ」にあることが少なくありません。昔からその土地を知る人々が抱くネガティブな先入観が、不動産価格の上値を重く押さえつけている傾向があります。
逆に言えば、古い偏見にとらわれずに「現在の街の本当の価値」だけを合理的に評価できる人にとっては、これほどコストパフォーマンスに優れた穴場はないと言えるのかもしれません。