「会社から給料いくらか貰ってるかわからない」民泊で数十倍稼ぐも会社員を辞めない理由と「民泊はオワコン」論の正体

手取り20万円のOLから、今や月収400万円を超える民泊経営者となった「ぽんこつ鳩子」氏。X(旧Twitter)では、飾り気のないリアルな民泊ノウハウを発信し、3万人以上ものフォロワーから熱烈な支持を集めている。 「特別なスキルも、莫大な資金も必要ない」。そう断言する彼女は、なぜ会社員という立場を守りながら、民泊で驚異的な成果を出し続けられるのか。
今回は、多くの初心者が恐れる「ご近所トラブル」の実体験から、著者が抱える意外な後悔までを赤裸々に語ってもらう。そして、給料の数十倍を稼ぎ出してもなお、彼女が「会社員」の肩書きを手放さない真意とは――。その独自のビジネスマインドの核心に迫る。全4回の第4回。
みんかぶプレミアム特集「サラリーマンの副収入術」
目次
「オワコン」と言われ続けても…稼げる民泊のリアル
「民泊はもうオワコンだ」 これから民泊を副業で始めようと考えている方がネットで検索したり、周りに相談したりすれば、おそらく多くの場所でこの言葉を目にするでしょう。インバウンドが戻ってきたとはいえ、もう市場は飽和しているのではないか。そんな不安を抱くのは当然のことです。
しかし安心してください。私は8年間民泊のホストを続けていますが、その8年間ずっと「民泊はオワコンだ」と言われ続けてきました。 私が実際に現場で運営し続けて感じるのは、オワコンどころか、日本中のどんな場所でも、どんな物件でもやり方次第でまだまだ十分に稼げるということです。
特に、私のようにかつてキャリアに悩んでいた会社員の方や、お子さんが生まれたばかりの方、あるいは「本当にサラリーマンの収入だけで一生を終えていいのか」と危機感を持っている方にとって、民泊は非常に向いている副業だと確信しています。
実際に巻き込まれた…民泊運営でのご近所トラブル
しかし、不動産を使ったビジネスである以上、民泊運営にはリスクやトラブルもつきものです。初心者の方が最も恐れるのが「ご近所トラブル」ではないでしょうか。
実は私自身も、過去にトラブルに巻き込まれた経験があります。閑静な住宅街で民泊を立ち上げた時のことです。
ある日、隣に住むおじいちゃんが突然怒鳴り込んできました。そのおじいちゃんの言い分は少し理不尽なもので、自分の持ち物ではない土地なのに「俺の土地の通路を通るな」というものでした。結局、管理会社さんが間に入ってくれてなんとか事なきを得ました。
この経験から私が痛感したのは、静かに暮らしている近隣住民の方々にとって、自分の家の横で旅行者がどんちゃん騒ぎをしたら、どう考えても嫌に決まっているということです。こうした近隣への配慮を怠れば、民泊はあっという間に立ち行かなくなってしまいます。