6年で資産を5000万円増やした投資家が語る“AIバブルに乗れた2種類の人”…勝てる投資家が持っているものとは
AI・データセンター需要への期待から、半導体関連株に資金が殺到した今回の相場。短期間で資産を何倍にも増やした個人投資家も現れました。
では、この“狂乱”の勝者は誰だったのでしょうか。
FXや株式投資を続け、約6年で資産を1500万から6800万円まで増やしたユキト@バツイチ投資家氏は、「今回乗れたのは、本当にうまい人と、何も知らない初心者だった」と語ります。
なぜ初心者が勝ち、経験者が乗り遅れるという逆転現象が起きたのか。そして、そこで大きく儲けた人は本当に「投資がうまい」と言えるのか。
全3回の第1回では、AIバブルに乗れた人、乗れなかった人の決定的な違いを聞きました。
みんかぶプレミアム特集「AIバブル この狂乱の勝者は誰だ」
AIバブルに乗れた2種類の投資家
今回のAI・半導体相場で誰が乗れたのかを考えると、私の中では大きく2種類いると思っています。
一つは、本当に投資がうまい人です。
ファンダメンタルズをちゃんと理解して、「AIやデータセンターへの投資が増えることで、この会社の業績はこれだけ伸びる」「まだそれが株価に十分織り込まれていない」と早い段階で判断できた人ですね。
この人たちは企業の業績を見て、先回りして買っているので、今回の相場で利益を出せたのは当然だと思います。
面白いのは、もう一つの層です。それが、投資経験の浅い初心者です。
初心者の人って、「ここまで上がっている株を今から買ったら危ない」という恐怖心があまりないんです。
SNSで「半導体がすごい」「AI関連株が上がっている」「この株でこんなに儲かった」という投稿を見て、そのまま飛びつける。
普通の相場なら、飛び乗りのような買い方をすると高値づかみになって、その後の下落でやられる可能性が高いです。
でも今回は、そこからさらに資金が集中して、本来なら危ないところで買った人まで利益が出てしまった。
だから今回の相場では、「ものすごく分かっている人」と「ほとんど分かっていない人」が両方勝てたという、ちょっと特殊な状態だったと思います。
投資経験がある人ほど乗れなかった理由
今回のAIバブルでは、ある程度投資経験のある人ほど乗れなかったケースも多いと思います。なぜかというと、過去の経験から「みんなが盛り上がっているような高値圏で飛びついたら危ない」と知っているからです。
これは普通なら正しいんですよ。株価が急騰して、SNSでも毎日のように話題になっている。そういうところに後から入ると、高値づかみして大きく下がるケースを経験者は何度も見ています。
ただし今回は、経験者が「さすがにここまでだろう」と考えたところから、想定以上に資金が集中し、さらに上昇する結果になりました。
私自身も、半導体が上がっているからという理由だけでは追いかけませんでした。自分のトレードの形になっていないなら、「今は自分のターンじゃないな」と諦める。
結果だけを見れば、そこで買った人の方が儲かったわけです。でも私は、それで自分のやり方が間違っていたとは思わないです。
Xでも今回の相場について、「乗れた人」と「乗れなかった人」の違いを整理して発信しました。
大切なのは、目の前の上昇相場に無理に乗ることではなく、自分が勝てる形になるまで待つことだと思っています。