登録者100万人YouTuber・はなおが明かす副業YouTube攻略法。クリック率を劇的に変える「サムネの2大パターン」と編集術
ジャンルを決め、企画を「見たくなる形」に変えられても、動画の存在に気づいてもらえなければ再生は始まらない。そして、クリックされた後に期待した内容が出てこなければ、最後まで見てもらうことも難しい。
前回は、はなお氏の「東大生×理系注文」を例に、専門知識を誰もが気になる問いへ変える方法を紹介した。本稿では、動画の質をどう上げていくか、そしてその企画をタイトルとサムネイルでどう伝え、どんなテンポと尺で映像にするのか、高価な機材を買う前に決めるべきことまで、一本の動画を「選ばれ、見られる形」にする考え方を聞く。全4回の第3回。
みんかぶプレミアム連載「YouTubeはまだ稼げるのか」
自分のやり方が間違っていると考える
——ジャンルが固まった後は、何から改善していけばいいですか?
続けられそうなジャンルが見えてきたら、次はYouTubeのやり方そのものを少しずつうまくしていくことだと思います。動画を一本出すごとに「タイトルとサムネは内容と合っていたか」「前の動画より分かりやすくなったか」を振り返ることを大事にしていました。
再生数が伸びない期間も、何を改善できたかを自分の中に積み上げていくんです。すぐに成功を求めるのではなく、動画を作りながらYouTubeそのものをうまくなっていく。最初の段階では、その感覚がすごく大事だと思います。
——初期には、具体的にどんな失敗がありましたか?
動画を始めたばかりの頃は、タイトルやサムネイルがまだ洗練されていないことが多いと思います。例えば「おにぎりを食べてみた」という動画なのに、サムネイルにおにぎりが映っておらず、自分の顔しか出ていなかったりする(笑)
始めたばかりの頃は、自分では何が変なのかも分かりにくいんですよね。なので、そのジャンルですでに見られているチャンネルを参考にして、自分との違いを一つずつ見ていくのがいいと思います。
タイトル前半に何を置くか?パッと見で足を止める言葉の選び方
——タイトルを付けるとき、最も意識していることは何ですか?
タイトルでまず意識しているのは、強い言葉を前半に持ってくることです。「東大生」「理系注文」のように、パッと見た瞬間に引っかかる言葉を前へ置く。タイトルを最後まで読んでもらえなくても、「何か面白そう」と感じてもらうためです。
特に理系企画では、難しい内容をいかに簡単な言葉で表すかも大切でした。正確に説明しようとすると専門用語が増え、短くしようとすると漢字ばかりになることがあります。だから、単純に文字数を減らすのではなく、漢字とひらがなのバランスを見ながら、キャッチーな言葉をつなげます。
タイトルの役割は、動画の内容を漏れなく説明することではありません。まず一つの強い言葉で足を止めてもらい、何が起きるのかを想像してもらう。会社員が自分の専門分野を発信するときも、業界用語をそのまま並べるのではなく、知らない人が見ても意味をつかめる言葉へ置き換える必要があります。