「あれ、反則だろ…」(喜)『私は最強』でシャウトのプーさんと羽生結弦…『ICE STORY 3rd -Echoes of Life- TOUR』また「僕たち」の自慢が増えた

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『ICE STORY 3rd -Echoes of Life- TOUR』は行ったかい?
また「僕たち」の自慢が増えた。
羽生結弦が僕たちの自慢だ。
『ICE STORY 3rd -Echoes of Life- TOUR』は行ったかい?
観たかい?
感じたかい?
そのどちらでもいいんだ。現地に行けた人、どこかで観た人、そのどれも叶わなくても遠く感じた人、みんなの命が響鳴したんだ。
え? なんでこんな口調かって?
だって今回は『Echoes of Life』埼玉公演を終えたあと、幸せいっぱい羽生結弦の話だからさ。
だからね、いつもの小難しい話はナシで話したいんだ。
羽生結弦の話をしたいんだ。
「僕」ってのもね、羽生結弦の「僕」といっしょなんだ。
たまに「俺」だけどね、あれかっこいいね。
でも男でも、女でも「僕」はいいだろ?
いつまでも少年みたいでさ。
少女みたいでさ。
そのどちらでもないみたいでさ
だから、羽生結弦といっしょにいると年を取らないんだ。
むしろ若くなる。若くなっちゃう。
こういう口語詩みたいな語りって人によっては恥ずかしいって言うよね
こういう口語詩みたいな語りって人によっては恥ずかしいって言うよね。
恥ずかしいどころか気持ち悪いとか、ひどいことを言う人もいるよね。
僕は詩を創るけど、昔々、バレエやダンス、フィギュアスケートだってそうだよ。
男でそういうのが好きって、一部の心ない子からかわれたよ。学校の創作ダンスで上手な彼のことを笑うんだ。なぜ笑うんだい?
おかしいよね、ゲーテだってヘッセだってランボーだって。
ええっと、あとはバイロンだってコクトーだってハイネだって、もういっぱい出てきて止まんない。
谷川俊太郎だってそうだよね、「ローマの少年は柱頭を染める朝陽にウィンクする」んだ。
羽生結弦と共にある人ならこの美しさがわかるよね、ローマの少年を羽生結弦に置き換えると、もっとわかるよね。
でもああいうのも学校で「気持ち悪い」って言う人いたよね、「はずい」とか。
なぜ笑うんだい?
みんな自分の正直のままに詠んだだけだよ。
自分の正直のままに踊っただけだよ。
自分の正直なままが一番だよ。
正直に好きって言えることが一番だよ。
だって、自分でいられることは素敵なことだから。
自分にとっての一番だから。
それが一番だから。
それはまさに僕たちは、羽生結弦のことだから。
羽生結弦は自分に嘘をつかないし、自分を誤魔化したりしない。
自分のままに、自分と向き合って、闘ったり、愛したり。
自分が自分を愛さなくて誰が自分を愛するんだい?
羽生結弦のアイスストーリーって、そういうことだと思う。
あれ、反則だろ、いい意味で。
羽生結弦のアイスストーリー、もうフィギュアスケートって言い方よりアイスストーリーのほうがいい。うん。