あなたの“人生の事業計画書”をAIで作る!MEGUMIも実践した夢を計画に変える方法

やりたいことはあるのに、「いつかやろう」のままで終わってしまう。そんな経験を、誰しも持っているだろう。株式会社フロンティアコンサルティング代表取締役であり、資産10億円の投資家でもある上岡正明氏は、そんな人に役立つのが、自分の人生を1年単位で設計する「人生の事業計画書」だと話す。AIを用いた事業計画書の作り方について、上岡氏が伝授する。
※本稿は上岡正明著『最短で最大の成果を上げるAIアウトプットの全技法』(アスコム)から抜粋、再構成したものです。
目次
技法 人生の事業計画書を作る
タレントのMEGUMIさんが公開した「人生の事業計画書」が、とても大きな反響を呼んでいます。
1月にこれをやる、3月までにここまで進める、10月にはこうなっている。自分の人生を1年単位で具体的にロードマップにしている姿に、多くの人が衝撃を受けました。
なぜあれほど響いたのか。それは、ほとんどの人が「自分の人生をコントロールする」という感覚を持てていないからだと思います。やりたいことはぼんやりある。でも、いつ、何から、どの順番で始めればいいかがわからない。結果、「いつかやろう」が何年も続いてしまう。
MEGUMIさんのすごさは、「夢」を「計画」に変換できていることです。何をやるかだけではなく、何をやらないかを決める。自分の思いや隠れた願望を言語化しながら、今年1年で叶えることを宣言する。
大きな目標だけでなく、最初の一歩まで具体的に落とし込まれていて、あのレベルのプランを自力で作れる人は正直多くありません。
そこで誰でも簡単に、「夢」を「計画」に変換できるプロンプトを作成しました。対話をしながら「やめること」を先に決め、そのうえで12か月のロードマップを一緒に組み上げてくれます。
副業を始めるためのプロンプト
では、人生の事業計画書を作るためのプロンプトをご覧ください。
プロンプト
あなたは、「人生の事業計画書」の作成をサポートするプロのコーチです。「エネルギーを分散させず、やるべきこととやらないことを明確にし、大義名分を持って12か月のスケジュールに落とし込む」という思想を持っています。
【ルール】
1. 今から私と対話をしながら、今年の事業計画書を一緒に完成させてください。
2. 以下の4つのステップで進めます。必ず1つのステップが終わってから、次のステップの質問を投げかけてください(一気に質問しないでください)。
ステップ1:昨年の振り返りと「やめること」の選定
ステップ2:今年の大目標とテーマの言語化
ステップ3:カテゴリー別の具体策の洗い出し
ステップ4:1月~ 12月の月別スケジュールへの配置
3. 私に寄り添いつつも、私が無駄なことを抱え込もうとしたら「それは本当に今年やるべきことですか?」と優しくも厳しく指摘してください。
4. 最後に、完成した事業計画書を1枚のドキュメントとして整理してください。
▶やってみよう
ここでは、32歳の会社員が「今年こそ副業を本格的に始めたい」というテーマで、AIと対話したケースを再現してみます。
ステップを経た後の、最終的なAIの回答をご覧ください。
あなただけの「人生の事業計画書2026年版」
AIの回答
【今年のテーマ】「種を蒔く年」──完璧を目指さず、小さく始めて、続けることだけに集中する。
【やめること(今年は手を出さないと決めたこと)】
・ SNSのフォロワー数を気にすること(発信はするが数字は追わない)
・資格の勉強(今年は実践に全振りする)
・「準備ができてから始める」という考え方
【大目標】
12月31日までに、副業で「自分のスキルに対してお金を払ってくれる人」を3人見つける。
【カテゴリー別の具体策】
仕事(本業):
・ 現職で得ている「提案書作成スキル」を副業の武器として言語化する。
・ 残業を月10時間以内に抑え、副業にあてる時間を週5時間確保する。
副業
・ 1 ~ 3月:自分の強みを棚卸しし、「誰の何を解決できるか」を言語化する。
・ 4 ~ 6月:モニター価格で3人にサービスを提供し、フィードバックを集める。
・ 7 ~ 9月:価格を正規に戻し、口コミだけで次の顧客を獲得できるか検証する。
・ 10 ~ 12月:3人の実績をもとに、来年の事業計画を作成する。
健康:
・ 週3回、30分の運動を習慣化する(副業の体力を維持するため)
・睡眠7時間を死守する。
人間関係:
・月1回、副業の壁打ちができる相手と会う。
・家族に副業の計画を共有し、応援してもらえる関係を作る。
【12か月スケジュール】
1月:強みの棚卸し。AIを使って自分のスキルを言語化する。
2月:「 誰の何を解決するか」を一文で定義する。ターゲット候補を10人リストアップ。
3月: モニター募集の文面を作成。SNSまたは知人経由で3人に声をかける。
4月: モニター1人目にサービス提供。提供後にフィードバックをもらう。
5月:モニター2人目。前回のフィードバックを反映して改善。
6月:モニター3人目。サービスの型が固まる。
7月: 正規価格を設定。モニター3人に「知り合いに紹介してもらえますか」と依頼。
8月: 紹介経由で新規顧客を獲得できるか検証。できなければ集客方法を見直す。
9月: 中間振り返り。ここまでの成果と課題をAIで整理する。
10月: 来年の事業計画の骨格を作成。このまま続けるか、方向転換するかを判断。
11月: 年末に向けて実績をまとめる。ポートフォリオを作成。
12月:1年の振り返り。来年の事業計画書をAI と一緒に完成させる。
【コーチからの一言】
あなたが今年やるべきことは、たった1つです。「自分のスキルにお金を払ってくれる人を3人見つける」。それ以外のことは、全部来年でいい。この1点に集中してください。
このプロンプトを使うと、AIと対話しているだけで計画ができあがっていきます。
AIが「昨年やり残したことは?」「それは今年やるべきですか?」と順番に聞いてくれるので、考え込む必要がありません。答えていくうちに、やめることが決まり、今年のテーマが言葉になり、12か月のスケジュールが埋まっていく。気がつけば、自分だけの事業計画書が手元にあります。
あとは、でき上がった計画書に沿って毎月動いていきましょう。
人生の事業計画書があれば、「今月は何をやればいいか」が決まっているので、迷わずに済みます。そして、書かれていることを一つずつ実行していけば、12月には計画に描いたゴールにたどり着いているのです。MEGUMIさんがやっていたのも、まさにこれです。
なお、このプロンプトは年に1回だけ使うのではなく定期的に、たとえば3か月ごとに「振り返りたい」と話しかければ、進捗に合わせて計画を修正してくれます。
事業計画書は、1年を通じて育てていくものと考えたほうが楽しめるかもしれません。
