「やりたい仕事がない」就活生が最初に決めるべきこと 複数社から内定の27卒が語る「学歴で不利でも戦える業界」の探し方

就活を始めようと思っても、「自己分析からやるべきなのか」「まず業界を決めるべきなのか」と、最初の一歩で迷う人は少なくない。Xで就活について発信する「G@27卒」氏はメーカー、インフラ、IT業界を中心に100社以上へエントリー。約30社の面接を受け、最終的に複数社から内定を得た。
ただし、就活を始めた時点で「やりたい仕事」を決めていたわけではないという。第1回では、同氏が最初に何を決め、どのように業界を絞ったのか、そして28卒が今日から何をやるべきかを聞いた。全3回の第1回。
みんかぶマガジン連載「28卒就活 絶対第一志望企業に内定する!」
複数社から内定を得た27卒が「早く動いて良かった」と思う理由
Xで就活について発信しているG@27卒と申します。名前の通り、27卒でいわゆるMARCH・関関同立クラスの大学に通っています。私が就活を始めたのは、大学2年の3月頃です。周囲よりは早い方だったと思いますが、本当に早い人はもっと前から動いていました。
早く始めて良かったのは、実際の選考を受けながら修正できる回数が増えたことです。最初に書いたガクチカや自己PRがうまく伝わなければ内容を見直し、面接で答えに詰まった質問があれば、次の選考までに回答を考え直しました。
そうやって修正を重ねた結果、最終的には複数社から内定をいただきました。だから、28卒の方も、少しでも早く動き始めた方が得だと思います。
「やりたい仕事」を探す前に、決めておくべきこと
まず就活を始めるにあたって、最初に決めるべきなのが「企業・業界選びの軸」だと思います。就活をする人全員が、最初から「この仕事がしたい」と明確な目標を持っているわけではありません。私自身も、やりたい仕事を軸に就活を始めたわけではなく、むしろ、学生の段階で決めた「やりたい仕事」は、実際に働き始めれば変わる可能性もあると思っていました。そのため、仕事内容から会社を選ぶのではなく、まず自分が譲れない条件を書き出しました。
私が重視したのは、主に以下の3つです。
①転勤の有無
②ワークライフバランス
③30歳の時の給与
私は転勤をしたくありませんでしたし、正直に言えば、仕事ばかりの生活にもしたくありませんでした。また、30歳になる頃にはこれくらいの給与が欲しい、という目安も持っていました。
もちろん、譲れない条件は人によって違います。勤務地や働き方、給与のほかにも、会社の規模や、どんな人と働きたいかを重視する人もいるはずです。大事なのは、他人の基準ではなく、自分は何を譲れて何を譲れないのかを、先に言葉にしておくことだと思います。
「本当にやりたいことは何だろう」と何週間も考え続けるより、先に自分が譲れない条件を決めた方が、見るべき業界や企業を絞りやすかったです。
もちろん、面接のために自分の経験を掘り下げる自己分析は必要です。一方で、就活を始める段階から「自分が人生で本当にやりたい仕事」を無理に見つける必要はないと考えています。
私の場合は、先ほどの3つの条件を基準に業界を見ていくと、メーカー、インフラ、IT業界が候補として残りました。