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noteメンバーシップ会員約1200人、月収60万円の有識者直伝!稼げるnote記事を生成AIで自動生成する技術…生成AI活用で最も大事な2つの力

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 「生成AIを有効活用できるのはエンジニアやITエリートだけ」と思われている読者も少なくないだろう。

 しかし、生成AIを駆使してnoteで月60万円を稼ぎ 、企業の生成AI研修も手掛ける株式会社Shikumu代表のもとやま氏は「むしろ初心者こそ生成AIを使い倒すべきです」と語る。

 ITに苦手意識がある文系ビジネスパーソンでもわかる生成AIの活用法や、note副業における具体的な生成AI活用術まで、同氏が余すところなく語るーー。全2回の最終回。 みんかぶプレミアム特集「AIスモビジで億り人に」第5回。

目次

生成AI活用は営業・企画職こそ「工数削減」から入るべし

 売上アップを図りたい文系のビジネスパーソンには、いきなり「売上を上げるためにAIを使う」とか、「いいアイデアを出すためにAIを使う」という入り方よりも、工数(作業時間)を減らす業務効率化に先に使うことを強くおすすめします。

 メール作成や、提案書のたたき台作りなどといった業務の工数を削減すると、営業であれば訪問に行ける数が増えたり、企画者であれば企画を考える時間や、出す企画の本数が増えたりしますよね。

 生成AIを直接的に売上を上げるために使うというよりも、工数を削減して、対顧客とかクリエイティブな活動に人間が時間を使うという順番で取り組むことで、結果的に売上・利益に効いてきます。

生成AI活用で最も大事な2つの力

 私は企業向けに生成AI活用のための研修事業を展開していますが、そこで感謝されるのは意外にも、具体的な生成AIプロンプトのようなものだけではありません。

 プロンプトを覚えるというよりも、どう指示を言語化すればいいのかとか、自分の頭で考える力的なことの方が、中長期的に「これ役立ちましたね」と言われることが多いです。

 そもそも、ツールとかプロンプトの具体的な書き方、例えば「プロンプト集100選」みたいなものは、賞味期限が短いですよね。だからこそ、本当に役に立つのは、そうした具体的な生成AI活用術よりも、どんなビジネスパーソンにも必要なロジカルシンキングなのです。

 例えば、1記事目で紹介したお客さん先に提案する際の企業調査のプロンプトも、昔ながらのロジカルシンキング的な論点の組み立てです。そもそも業界は伸びているのか、競争構造はどうなっているのか、そして競合の強み・弱みは何か、これらを踏まえると自社の課題はこうだ、といった話は、昔からロジカルシンキングで言語化できていた人なら、そのままAIへの指示(プロンプト)として書けるのです。

企業研修で一番喜ばれる具体的なNotebookLM活用術

 これは私が顧客に提案し、うまくいっている事例なのですが、新人のオンボーディングに生成AIは非常に使えます。

 もちろん、Geminiとかをちゃんとセキュアな状態にした上で、という前提はありますが、経費精算のルールとか、ドキュメントの使い方などのドキュメントを全部AIに読み込ませておきます。そして、新人の人に「一旦、NotebookLMに聞いてみて」とすると、入社して数ヶ月でつまずくようなオペレーショナルな事務的疑問のほとんどが、AIに聞けば解決できる状態になるのです。

 出てこなかった質問は新しくマニュアルに足す、というサイクルを回すと、新人が細かい疑問を抱え込まずに解消できるという使い方でうまくいった例がいくつもあります。

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この記事の著者
もとやま

株式会社Shikumuというコンサル会社(データ活用、マーケティング、生成AI活用をお手伝い)の代表。株式会社Ynovaにて、生成AI活用を習慣化する3週間の短期集中研修「AIX Camp」を開発し、講師もやっています。元PwCコンサルタント。グロービスで論理思考・データ分析の講師、科目開発もやっています。著書『投資としての読書』『仕事ができる人がキリの悪い時間にやっていること』

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