スモビジで成功する人と成功できない人の決定的な違い…取材100人超の起業家が見た「長く稼ぐ人」の共通点
スモビジを始めたいと思っても、なかなか最初の一歩を踏み出せない人は少なくありません。「まだ準備不足だから」「もう少しサービス内容を整理してから」「競合を調べきってから」と考えているうちに、数週間、数カ月が過ぎてしまう。
しかし、100人以上のスモビジ経営者を取材し、自身も複数社を経営する海保堅太朗氏は、「外に向けたアクションをいつまでもできない人は厳しい」と語ります。
半年続けて売上ゼロならやめるべきなのか。長期的に利益を出し続ける経営者にはどんな共通点があるのか。スモビジで成功する人と失敗する人の決定的な違いを聞きました。全5回の第5回。
みんかぶプレミアム連載「副業・スモビジで億り人に 令和の稼ぎ方新常識」
目次
スモビジで成功する人と成功できない人の決定的な違い
スモビジで成功する人と、成功できない人の違いは何か。これは、いろいろな経営者にインタビューしてきた経験だけでなく、相談に乗ってきた経験からも感じることがあります。
まず大きいのは、計画を考えてばかりでアクションができない人です。
たとえば、「昨日知り合った経営者に、月5万円で何でもやりますと連絡しましたか」と聞くと、「まだです。もう少し自分ができることのリストを洗い出した方がいいかなと思っていて」と返ってくる。洗い出すこと自体は悪くありません。
しかし、その状態を2週間、3週間と保持してしまう人がいます。
実際には、メッセージを送った結果得られる情報がものすごく大事です。無視されるのか、即断られるのか。断られるとしても、「興味ないです」の一言なのか、「事情があって今は難しい」のか。あるいは、「今すぐ仕事はないけれど、このタイミングでこういうことができるならお願いしたいかも」と言われるかもしれない。
この行動して得られる情報こそが、次の改善につながります。
ネットで調べるよりも重要な情報とは
計画だけで止まってしまう人には、「自分は何も知らない」と気づいてほしいです。これは僕が新規事業を立ち上げるときも同じです。
頭の中で考えたり、ネットで調べたりするだけで正解にたどり着けると思わない方がいい。むしろ、見込み顧客に具体的な提案をして、その反応から得られる情報こそが最も重要なインプットです。
「月5万円でどうですか」と売り込んでみる。ネット上で「こういうサービスを作ろうと思っているんですが、興味ある人はいますか」と投稿してみる。そういう外向きの行動を通じて、初めてわかることがあります。
リサーチが終わったら外に出す、という考え方は間違っています。外に出しながら手に入る情報こそがリサーチです。
AIを使っても売れない人が見落としている“失敗の正体”
AIを使って行動しているのに成果が出ない人もいると思います。ただ、まず考えたいのは「失敗とは何か」です。
初期費用をかけず、週8時間くらいで挑戦しているのであれば、売れなかったとしてもほとんど何も失っていないはずです。お金も使っていないし、時間も死ぬほど投下したわけではない。であれば、「売れなかった」は失敗ではなく、「こういうものを出しても売れない」という情報が得られた状態と考えられます。
重要なのは、その情報をもとに次を作ることです。
たとえば、営業して断られたなら、なぜ断られたのかを考える。価格が高かったのか、提案内容がズレていたのか、タイミングが悪かったのか。そこから次の仮説を作ればいい。
逆に、半年間ずっと頭の中で考えていただけ、ネットで調べていただけ、という状態なら何も進んでいません。行動して情報が増えているかどうか。ここが分かれ目です。