副業YouTubeで稼ぐには――バズなしで月間1000万再生、VTuberが「ショート1日5本」に変えた理由
YouTubeを始めても、動画を出せばすぐに再生されるわけではない。投稿を続けているのに、「なかなか数字が伸びない」という壁にぶつかる人もいるだろう。
TwitchやYouTubeで活動するぽてぃー氏も、最初から順調に登録者を増やしてきたわけではない。本人によれば、これまで動画やチャンネルが大きく「バズった」経験もないという。それでも現在、YouTubeでは月間1,000万回を超える再生数を記録している。
では、一度のバズに頼らず、どのように視聴者を増やしてきたのか。全3回の第2回では、ぽてぃー氏が見つけた自身のポジションと、試行錯誤しながらYouTubeを伸ばしてきた過程を聞いた。
みんかぶプレミアム連載「YouTubeはまだ稼げるのか」
「一度もバズってない」それでも月間1000万再生まで伸びた
——ここまでチャンネルが伸びた理由を、ご自身ではどう分析していますか?
なんだろうな……(笑)僕、本当に一回もバズってないんですよ。Xでバズったことはあるんですけど、チャンネルとか動画の面では一回もないです。
本当にただただ、じりじり右肩上がりしているだけなんですよね。
なんなら始めた時期も、そんなに良くなかったと思います。コロナが明けて、配信ブームみたいなものが落ち着いて、VALORANT自体もちょっと盛り下がり始めたぐらいだったので。
なので、「これがあったから伸びた」という大きなきっかけは、あんまりないです。
強いて言えば、僕みたいなスタイルでVALORANTを配信しているVTuberが、実はいなかったことです。
——どんなところに違いがあったのでしょうか?
VALORANT界隈って、まず元プロの人が多いんですよ。プロ選手をやっていて、引退してストリーマーになった人たちですね。
ほかに数字を持っている人だと、企画系だったり、ゲーム実況だったり、解説だったりする人が多い。
でも、ただ配信をして、それを切り抜いて動画にして伸ばしている人って、あんまりいなかったんです。特に男性VTuberがほとんどいなかった。
僕はそもそもVALORANTの動画をあんまり見ていなかったので、「ここ競合いないじゃん」と分析して入ったわけではないです。VTuberになったのもノリだったので、そこは本当にたまたまだと思います。
ただこの経験を元に、稼ぐことを目的に今からYouTubeや配信始める人にアドバイスするとしたら「自分がどのポジションを狙うのか」「なぜそこは空席なのか」というのを自分なりにAIと壁打ちするなどして、分析してみるのが大事かもしれないです。
横動画1本よりショート5本。「爆発的に伸びた」転換点
——最初はどのようにYouTubeを伸ばしていったのでしょうか?
最初の1年は、横動画を毎日1本上げていました。別に伸びていなかったわけではなくて、それで1年で登録者1万人ぐらいまではいきました。
でも伸びが「遅いな」と思ってたんですよ(笑)じわじわしか増えないので、「もっと爆発的に伸びないかな」と思っていました。それで、たまたまショートを1日か2日ぐらい上げてみたら、めっちゃ簡単に再生数が取れたんですよ。「これやればいいじゃん」と思って、ある日突然、1日5本出すようになりました。
——ショートに変えてから、数字にも変化がありましたか?
爆発的に伸びましたね。そもそも僕の場合、横動画を1本編集する労力があれば、ショート5本は全然作れるんですよ。
なので、同じ時間を使うなら、横動画を1本作るよりショートの本数を出した方が、数字的にもかなり恩恵がありました。ショートを続けてから、1年で登録者も2万人とか2万5000人ぐらい増えたと思います。数字面では、もう比較にならないぐらい変わりましたね。