スマホデイトレで月20万円稼ぐ彼女が「大きく取らない」理由 朝30分の利確・損切り術

朝の30分・スマートフォン1台で売買を完結させるしーちゃん氏。狙う値幅はわずか2ティック、チャートで見れば数ミリの幅でしかない。それでも勝率が安定しているのは、注文の出し方そのものに工夫を重ねてきたからである。どこでどんな注文を出すのか、取引ルールを聞いた。全4回の第2回。
みんかぶプレミアム連載「デイトレード 最短で億り人を目指す!」
取れたはずの利益が消えていく。証券会社に電話して見つけた、たった一つの機能
現在のスタイルの転機になったのは、取引画面の機能をひとつ知ったことだった。
「以前からスマホでトレードはしていて、買い注文を出して、約定したらもう一度売り注文を出す、という手順でした。でも朝の30分は値動きが速いので、買えた瞬間に売り注文を出していれば取れたはずの利益が、スマホの小さな画面を操作している間に消えてしまう。どうにかならないかと思って、証券会社に電話したんです。こういう状況なのですが何か機能はありませんか、と尋ねたら『セット注文というものがございます』と教えてくれました」
セット注文は、買い注文を出す段階で、約定後に自動で発注される売り注文まで同時に登録しておく仕組みだ。数十秒で値が動く時間帯では、指を動かす時間そのものが損失になる。
「セット注文を使うようになってからは、買えた瞬間に売り注文が入るので、手間が一つ減りました。時間差もなくなって。そこから利益を積み上げられるようになり、一気に変わりましたね」
手法を変えたわけでも、資金を増やしたわけでもない。注文の手間を1つ減らしただけで、同じ値動きから取れる利益が変わった。
