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200万→10億円達成!ベテラン投資家が教えるリーマン・ショックを乗り越えた「鉄壁マイルール」

(c) AdobeStock

本稿で紹介している個別銘柄:アーネストワン(8895)、フージャースホールディングス(3284)

  2025年の日本株市場は、円安進行とインフレ圧力が強まる中、変動が激しい局面を迎えている。多くの投資家がポジション調整に苦慮するなか、どのような戦略で資産を守り、増やしていくべきか。

 今回、フィーチャーするDAIBOUCHOU氏(@DAIBOUCHOU)は、「どんな相場でも、マイルールを守れば勝機はあります」と語る。

 25年以上の投資歴を持ち、リーマン・ショックを経験した同氏は、精神的な耐久力とリスク管理の重要性を強調するが、その根拠とは一体・・・。

 今回は、DAIBOUCHOU氏に投資遍歴と2025年のマイルール、そして成功・失敗の経験を振り返ってもらった。インタビュー連載全2回の第1回。

目次

リーマン・ショックで一時2億円に

ーーDAIBOUCHOUさんの投資を始められた経緯から、現在に至るまでの遍歴を簡単に教えてください。

 2000年5月に株式投資をスタートしました。初期資産は400万円で、200万円を入金して始め、不動産株を中心にレバレッジを効かせた取引をしていました。

 当時は日本経済が金融危機の余波を引きずっており、不動産セクターが極端に割安になっていたんです。PBR1倍割れの銘柄がゴロゴロ転がっていて、業績とのギャップが明らかでした。

 例えば、アーネストワン(8895)フージャースホールディングス(3284)のような、低価格住宅を扱うデベロッパーが狙い目でしたね。

 こうした銘柄を短期的に回転させ、2004年10月には1.5億円に到達し、専業投資家に転身することにしました。

ーー4年で「億り人」になったのですね。

 そうですね。特に2003〜2004年の相場は、全体が低迷する中で小型株が相対的に強くて。

 あの時代は、市場の非効率性が今以上に顕著で、個人投資家でも大勝ちできる環境だったと思います。

 そうして2006年1月には10億円まで増えましたが、リーマン・ショックで2億円まで減少。その後、アベノミクス相場などで回復し、10億円を再突破して今に至ります。

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この記事の著者
DAIBOUCHOU

2004年から専業投資家。トレードより保有で儲けるタイプ。不動産株の集中投資&信用取引で大儲けし、最近は現物不動産投資と割安成長株の超分散投資を行う。企業成長力に対して評価不足の中小型割安成長株に投資する。 著書:「DAIBOUCHOU式 新・サイクル投資法」宝島社。 ツイッターアカウント:DAIBOUCHO@DAIBOUCHOU

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