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「中国依存株は想像以上にデンジャラス」資産10億円投資家が描く逆転投資シナリオ「次は化学・農業が化ける」

(c) AdobeStock

本稿で紹介している個別銘柄:ユニ・チャーム(8113)、五洋建設(1893)、北野建設(1866)、住友化学(4005)、住友ファーマ(4506)、東海カーボン(5301)、フィード・ワン(2060)、片倉コープアグリ(4031)、クミアイ化学工業(4996)

 高市早苗政権下でのインフレ進行や、地政学リスクの高まりが予測される2026年。とりわけ警戒すべきは、チャイナリスクを抱える企業群だ。

 一方で、「不当に評価されている優良株も存在する」と話すのが、資産10億円超の投資家・株億太郎氏(@KabuokuTaro)。今回は、株億太郎氏に高市政権下で避けるべきセクターと、2026年に大化けが期待される推奨銘柄を伺った。インタビュー連載全2回の最終回。

目次

優良企業でも危ない・・・割安買い厳禁の銘柄

ーー現状、避けるべき株はあるのでしょうか。

 もし今ポートフォリオの整理を考えているなら、中国関連の銘柄は警戒レベルを引き上げたほうがよいでしょう。

 具体例を挙げると、ユニ・チャーム(8113)のような企業です。もちろん、企業としては非常に優秀で、製品力もすばらしい。日本でもおむつなどの日用品でお世話になっていない家庭はないほどです。

 ただ、投資対象として見た場合、売上の半分以上、約6割を中国などのアジア市場に依存している点は見過ごせません。

ーーたしかに、中国経済の減速や地政学的な摩擦が長期化すれば、業績へのインパクトは避けられません。ただ、株価が下がれば「割安」として買えるチャンスとも言えるのでは。

 「安いから買う」というのは、かなり危険ですね。というのも一時的な不調ではなく、構造的なロングトレンドでの下落に入っている可能性があるからです。

 日本企業が中国から撤退する動きも本格化していますし、何より高市政権下では、経済安保の観点から中国依存度の高いビジネスモデル自体がリスク要因になり得ます。

ーーなるほど。海外展開、なかでも中国市場への依存度が高い企業は、一度見直す必要がありそうですね。

 そうです。逆に言えば、足元をしっかり固めている国内企業の方が安心感があります。

 少し話は逸れますが、私は震災リスクなども考慮して、自社が被災しにくく、かつ復興需要に応えられる五洋建設(1893)のような海洋土木や、北野建設(1866)のような地方ゼネコンもチェックしています。

 海外で稼ぐことが正義だった時代から、地政学リスクや災害リスクに強い、国内の足腰が強い企業へ、評価の軸がシフトしている感覚がありますね。

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この記事の著者
株億太郎

株式投資歴30年以上。バブル崩壊の大損から、割安株・配当重視の投資哲学を確立。機関投資家が見逃す「優良な無名銘柄」の発掘を得意とし、毎朝約300もの銘柄をチェックしている(@KabuokuTaro)

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