インスタを使って稼げるようになるには?「フォロワー1万人」より「ファン100人」を優先すべき理由

「フォロワーが多いほど稼げる」という前提は、Instagramにおいては必ずしも成立しない。フォロワー15万人を抱える読書系インフルエンサー・土肥優扶馬氏は、再生回数に応じて収益が発生するYouTubeやTikTokとは異なり、Instagramはフォロワー数やインプレッション数が直接収入に結びつく構造になっていないと明かす。10日で1万人フォロワーが増えるバズを経験した本人が語る、フォロワー数と収益の切り離された関係、そしてそこから広がっていった複数の収入源とは。全3回の第2回
みんかぶプレミアム連載「フリーランスの稼ぎ方大全」
目次
フォロワーが増えるだけでは意味がない。Instagram収益化の仕組み
土肥氏のフォロワー急増の経験は印象的だ。1投稿が100万人規模に見られた際には、1日で最大1000人前後のフォロワーが増加し、10日間で1万人増えたこともあるという。発信内容が広範囲にリーチした結果として起きた、急激な数字の伸びだ。
しかしここで本人が明言しているのが、Instagram特有の収益構造だ。
「インスタって、実はフォロワーが増えても収入は変わらないんですよ。YouTubeやTikTokだと再生回数に応じて広告収入が入りますけど、インスタにはそういう仕組みがないんです」
フォロワー数やインプレッション数がどれだけ伸びても、それが自動的に収益へ変換されるわけではない。この構造を知らないまま「フォロワーを増やせば稼げる」という前提で発信活動に取り組むと、数字は伸びても収益が伴わないという状況に陥りかねない。Instagramで個人として収益化を目指す上での重要な前提だ。
「稼げる人」と「稼げない人」を分ける、たった1つの差
Instagramでの収益は、フォロワー数の規模に関係なく、企業からの広告案件と、自分自身が打ち出すサービスの2つに集約される。
「僕らは別にフォロワーさんが多い人ほど稼げるものではなくて、あくまでも企業さんからの広告とか、自分たちで何かサービスを打ち出すとか、そのどちらかがないと収益は得られないんです。フォロワーが1000人でもファンが100人ぐらいいる人と、1万人いてもファンが10人ぐらいしかいない人。稼げるのは前者なんですよ」
企業側が広告出稿の判断をする際に見ているのは、フォロワーの総数だけではなく、実際にその発信者の影響で行動を起こす層がどれだけいるかという点だ。同様に、自分のサービスを打ち出した場合も、購入や申し込みにつながるのはファン化した層であり、単なるフォロワーの数ではない。これが、フォロワー数の規模に関わらず収益性が変わる理由になる。