ぬいぐるみ制作で年商8桁!ぬいぐるみ作家・あまがみねこ氏が明かす、月3万円の「手縫い」から脱出して自宅で稼ぐためのロードマップ
「在宅ワークやハンドメイド副業で、生活できるほどのまとまった収入を得るのは難しい」――そんな常識を軽やかに覆し、オリジナルのぬいぐるみブランド「けさぱさふれんず」を展開して年商1000万円前後という驚異的な実績を築き上げた人物がいる。作家として活動する、あまがみねこ氏だ。同氏は現在、千葉の自宅を拠点に、夫と2人のお子さんを育てる多忙な生活の中で、自分らしい働き方を実現している。
本稿では、未経験者がゼロからおうちワークで自立するためのステップを同氏が徹底解説。会社員時代の副業からスタートし、最初の売上でミシンを購入して生産力を拡大したエピソードから、月20万円を突破して独立を決意したリアルな舞台裏まで、人生の主導権を取り戻すためのロードマップを余すところなく語っていただいた。
みんかぶプレミアム連載「在宅副業、在宅ワークで稼ぐ術」
目次
会社員時代の「ちょっと作ってみよう」から始まった
はじめまして。あまがみねこという名前で、ぬいぐるみやキャラクターの作家として活動しています。家族構成は、夫と5歳の娘、そして1歳の息子の4人家族です。私は自分で生み出した「けさぱさふれんずケサパサフレンズ」というオリジナルのキャラクターをぬいぐるみにして、販売やSNSでの発信を行っています。
現在の事業の規模ですが、出産前である2024年の段階では、材料費などを抜く前の金額(年商)で1000万円前後という形になっていました。去年と今年は2人目の出産があったため、自主的に育休を取るような形で仕事をセーブして調整していましたが現状はこれくらいの年商です。しかし、最初からこのような売上があったわけではありません。本当に地道な一歩からスタートしました。
私のこれまでのキャリアをお話しすると、大学を卒業した後は、まず大阪にあるデザイン事務所で事務と広報の仕事をしていました。その後、東京へ移動して遊園地のアトラクションプランナーとなり、さらにコロナ禍になったタイミングで、GMOペパボという会社に入社したんです。そこでは、オリジナルグッズを制作・販売できる「スズリ(SUZURI)」というサービスを扱う部署に所属していました。
その部署にいたことで、日々たくさんの魅力的なクリエイターさんに触れる機会が多かったこと、および当時はちょうどコロナ禍で、姉妹サービスであるハンドメイドマーケット「ミンネ(minne)」がものすごく盛り上がっていたことが大きな転機となりました。楽しそうに活動するクリエイターさんたちを間近で見ているうちに、「私もちょっと自分で好きなものを作ってみたいな」と思ったのが、この仕事を始めた直接のきっかけです。
実は、小さい頃は漫画家になりたいという夢があって、漫画や小説を書いたり、物語を作ったりするのが好きだったんです。キャラクターの設定をあれこれ細かく考えるのが好きで、よく考えていました。大学に入ってからはそういった物作りからは完全に離れてしまい、そのまま就職して仕事中心の生活を送っていたのですが、GMOペパボでの環境を通じて、「やっぱり物を作ることをやりたいな」という気持ちが少しずつ、でも確実に心の中で大きくなっていき、今に至るという感じです。