10年勝てなかったFXトレーダーが、500万円を1.57億円にできた理由

FXで大きく稼ぎたいと思っても、多くの人が最初につまずくのは「勝ち続けられない」という壁ではないでしょうか。数回の勝ちはあっても、再現性がない。資金が増えても、どこかで大きく減らしてしまう。そんな経験をしたことがある人も少なくないはずです。
トレード歴13年目のramenKing氏も、最初から安定して勝てたわけではなく「勝てなかった時期が長いタイプ」だと振り返ります。
それでも、2022年以降に大きな転機を迎え、2023年には国内口座で500万円を1.57億円まで増やしたといいます。なぜ長い停滞を抜け出せたのか、その理由を聞きました。全5回の第1回。
みんかぶプレミアム連載「デイトレード 最短で億り人を目指す!」
目次
金融知識ゼロでもFXを選んだ理由
私が最初にFXを始めたのは学生時代です。就活を迎える前に、自分で稼ぐ術がないかと探していました。そのまま就職し、兼業トレーダーとしての道を一度選びました。
株式投資も選択肢にはありましたが、当時は取引できる時間が限られていました。一方でFXは、平日であれば24時間市場が開いているので、会社員になっても続けられそうだと感じました。自分の生活の中で取り組みやすく、収入に直結する可能性があると感じたのが、FXを始めたきっかけです。
もともと投資や金融に詳しかったわけではありません。完全にゼロから始めました。最初の2カ月くらいは勝っていたと思いますが、今振り返ると、それはビギナーズラックでした。再現性のあるトレードではなく、たまたまうまくいっていただけです。
そこからは、長い間うまくいかない時期が続きました。
一時的に勝てる人と、勝ち続ける人の決定的な差
私の場合、安定して勝てるようになったのは、トレードを始めて10年目、11年目くらいからです。
それまでにも、資金が大きく増えた時期は何度かありました。100万円ちょっとの資金が、2000万円手前まで増えたことも2回くらいあります。ただ、それは長続きしませんでした。結局、その後に負けてしまう。
この経験は、今考えるとかなり重要でした。資金が一時的に増えることと、勝ち続けることはまったく違います。増やせたとしても、同じやり方で守れなければ意味がない。トレードで大事なのは、一発の大勝ちではなく、同じ考え方で何度も再現できるかどうかだと思います。
ただ、当時はそこまで整理できていませんでした。いろいろな手法を試し、インジケーターも大量に組み合わせていました。あれとこれを組み合わせたら勝てるのではないか。もっと条件を増やせば精度が上がるのではないか。そう考えてかなり長い期間、試行錯誤を続けていました。